今井絵理子、生稲晃子 (C)週刊実話Web
今井絵理子、生稲晃子 (C)週刊実話Web

「不倫」今井絵理子氏、「無回答」生稲晃子氏、ガーシーまで当選した“お笑い参院選”のツケ

7月10日に投開票が行われた参院選で、NHK党から比例代表で出馬していた暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和氏が当選を果たした。


日付の変わった11日午前2時ごろ、宿敵のNHKで当選確実が報じられると、ドバイから中継でパソコンの画面に登場。満面の笑顔でガッツポーズし、万歳した。


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同党の立花孝志党首からコメントを求められると、東谷氏は「応援してくれた視聴者やフォロワーや、国民の皆さんが押し上げてくれたと思っています。当選して終わりじゃない。ここからがスタート。みんな見といてください」と意気込みを語った。


「BTSに会わせる」という名目などで現金を騙し取っていた詐欺行為を告発され、これまで無償でアテンド(女性を紹介する行為)してきた芸能人たちから距離を置かれたことに逆ギレ。暴露系ユーチューバーに転身した東谷氏は、ドバイ渡航時に110円しか現金の持ち合わせがなかったという。


「そこから、登録者数127万人超の人気ユーチューバーとなり、メンバーシップの会費なども計算すると、年収は軽く億を超える。110円から億万長者になり、わずか半年足らずで国会議員にまでなってしまったのですから、驚きです」(スポーツ紙記者)


個人名で28万票以上を獲得した東谷氏は、当選直後にこう語っている。


「国会で寝てるおっさん議員、全員たたき起こしますから。きっちりやったります。ごめんやけど敬語も使われへんし、関西弁でバリバリいくから。戦々恐々としている方々、覚悟しといて下さい。やっと選挙終わったから。こっからいきますよ!」


俳優の綾野剛や、楽天グループの創業者・三木谷浩史氏など、暴露をきっかけに全面戦争になっている面々は、東谷氏の当選で今後の対応がやりにくくなるかもしれない。

三原じゅん子氏や蓮舫氏は党の大物扱い

それ以外のタレント候補も軒並み当選。日本維新の会からは、歌手で俳優の中条きよし氏、元マラソンランナーの松野明美氏、元プロ野球選手の青島健太氏、れいわ新選組からはタレントの水道橋博士氏がそれぞれ当選を果たしている。

「自民党からは、赤松健氏が当選。漫画家初の国会議員になる。不倫スキャンダルで叩かれた元SPEEDの今井絵理子氏は、自民圧勝ムードにもかかわらず、なかなか当確が出ませんでしたが、滑り込みで議席を守った」(スポーツ紙記者)


NHKが候補者に行った投票前の質問にほとんど「無回答」で、《#生稲晃子に投票する意味が分からない》という言葉がツイッターのトレンド入りするなど、逆風にさらされていた元おニャン子クラブの生稲晃子氏も、早々に当選を決めた。


「生稲氏は、当日の選挙特番への出演も〝回避〟。その理由を、匿名の陣営関係者が『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないからだ』と説明したと、ジャーナリストの池上彰氏の特番で暴露されました。生稲氏の陣営は、『当確が出るのが遅くなることが見込まれたため』出演を断ったと反論していますが、〝無回答問題〟も後から事務局のミスだったと訂正するなど、言い訳が多い。今後も不安が残ります」(同・記者)


一方、長野選挙区では網浜直子の夫で、女性との不倫スキャンダルが発覚したタレントの松山三四郎氏(自民党)や、愛媛選挙区に立憲民主党から出馬したタレントの高見知佳氏が落選。三原じゅん子氏や蓮舫氏は、もはやタレント候補ではなく、党の大物として扱われている。


「れいわ新選組の山本太郎代表がメロリンQを復活させるなど、安倍晋三元首相が暗殺されるまではお祭りムードでしたからね。事件後は一転、自民党のタレント候補が〝弔い合戦〟の雰囲気を作って圧勝しました。事件がなければ、タレント候補たちの情勢も変わっていたかもしれません」(同・記者)


「これから勉強する」が決まり文句のタレント候補を大量に国会に送り込んだツケは、国民が支払うことになる。