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2021年コロナ禍続く芸能界…“怪死”の連鎖は果たして続くのか!

三浦春馬さん
三浦春馬さん(C)週刊実話Web

コロナ禍に見舞われた昨年の芸能界では、さまざまな衝撃的事態が相次いだ。春先にはその新型コロナウイルス感染によって、お笑い芸人の志村けんさんや女優の岡江久美子さんが相次いで急逝。7月18日に起きた俳優・三浦春馬さんの自殺、9月14日には女優の芦名星さん、同27日には女優の竹内結子さんが自宅で亡くなっているのが発見された。

それだけはない。リアリティショー出演者の木村花さんや濱崎麻莉亜さんが立て続けに自殺したほか、名優・渡哲也さんや歌姫・弘田三枝子さんといった昭和の芸能史に偉大な足跡を残した2人も相次いで病死するなど、前代未聞の訃報ラッシュとなった。

そうした中、我々の胸に引っかかったのは、三浦さんをはじめとする自殺と思しき死が、〝比較的若い世代の芸能人に集中していた〟という事実である。

「三浦さんの自殺だけでも各方面で大変なことになっていたのに、芦名さんや竹内さんまで…。業界はちょっとしたパニックになりましたよ」(民放キー局のドラマ制作スタッフ)

このスタッフによれば、人気の役者たちが続々と自殺したことで、ドラマや映画の制作サイドは未曾有の大混乱に陥ったという。

「役者ゆえの職業病によるものではないか」

「三浦さん、芦名さん、竹内さんは、いずれも代わりが利かないタイプ。水面下で進められていた制作準備も、当然〝バラし〟になりました。それより、彼らの死に触発されて、また誰か自殺するんじゃないかと現場が戦々恐々としたことも問題です」(同)

確かにこの3人については、「自殺」とはされているものの、明確な動機については一切明かされていない。当初、SNS上の誹謗中傷などが原因だとされた三浦さんについても、それが自殺の直接的な動機であるかと問われれば、「弱い」と言わざるを得ない印象だ。

また、芦名さんも昨年はドラマ『テセウスの船』(TBS系)での好演が話題となり、竹内さんに至っては仕事上の充実ぶりはもちろん、プライベートでも1月に出産したばかりなど、まさに順風満帆そのものといった印象だった。つまり、3人とも傍目には、とても自殺するような状況には見えなかったのだ。

それゆえ、前出のスタッフは竹内さんや芦名さんについて、「役者ゆえの職業病によるものではないか」と指摘する。