ボートレース界真夏の祭典といえば『SGオーシャンカップ』。今年の舞台はボートレース尼崎で、7月19日から開催される。
このシリーズについて、注目選手などをピックアップしながら2週にわたって展望していきたい。
ここ最近はベテラン勢の巻き返しが目立つSG戦線。オールスターの原田幸哉、そして先のグラチャン池田浩二もそうだ。そう考えると、そろそろ魚谷智之の復活も見たいところだ。今回は地元でのSG開催で、気合いもひとしおだろう。
久しくSG制覇から遠ざかっている魚谷
魚谷といえば、通算でSGを三度制覇しているが、最後に制したのが2007年のメモリアル。およそ15年近くSG制覇から遠ざかっており、久々の雄姿を期待したくなる。また、SGの「優出」というテーマでさかのぼると、17年のダービーから遠ざかっており、全国規模の大会での活躍を待っているファンの期待に応えたいところだ。
ここ最近で見ていくと、今年1月に開催された地元周年記念では2号艇で優出。結果は4着に敗れた（優勝・河合佑樹）が、節目にはしっかり優勝戦線に絡んでいた。
過去に07年のオーシャンカップで優勝した実績もある魚谷。今年、捲土重来の6日間となるか、初日から追いかけたい1人だ。
次週は、遠征選手の有力どころを紹介したい。