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長渕剛だけが“蚊帳の外”…同世代バンドに参加できない理由はある人物との確執!?

長渕剛
長渕剛 (C)週刊実話Web

吉田拓郎、小椋佳、高橋真梨子といった70代の大物ミュージシャンが次々と引退を発表していく中、桑田佳祐を筆頭に佐野元春、世良公則、野口五郎、Charら同世代で結成された『時代遅れのRock'n'Roll Band』が注目を浴びている。

「バンド名と同じタイトルがつけられた曲には『次世代へのエール』や『平和へのメッセージ』が込められている。チャリティーソングで収益の一部は寄付されます。しかし彼らと同年代でチャリティー活動に積極的に取り組んでいる長渕剛は、なぜか参加していない。桑田とのケンカが尾を引いているとしか考えられません」(音楽ライター)

ロック界に詳しいレコード関係者は「桑田とのトラブルもさることながら、長渕のこれまでの行状に業界人がアレルギー反応を示している。要するに、長渕はトラブルメーカー。触らぬ神に祟りなしということで、声を掛けなかったんだと思いますよ」と推測する。

桑田と長渕の確執の発端は、1983年7月に『サザンオールスターズ』のナゴヤ球場でのライブだった。長渕が前座のような扱いをされたことに激怒。その場は我慢して、アンコールに応えてライブは終了した。

「ところが、5年後に長渕が主演したドラマ『とんぼ』(TBS系)で、遺恨は蒸し返された。サザンの曲が流れるシーンで、長渕が〝こんなクソみたいな歌消せ、この野郎!〟と吐き捨てた。意趣返ししたことで、さらに関係が悪化したんです」(スポーツ紙記者)

長渕を兄貴のように慕う清原…

その後、94年に発表したサザンのアルバムの1曲『すべての歌に懺悔しな!!』の「大学出たって馬鹿だから」、「ドラマの主役にゃ燃えている」というフレーズが長渕を指した詩ではないかという話が長渕の耳に届き再激怒。桑田は釈明会見を開いて「自分を含めたミュージシャン全体のこと」と否定したが、長渕は納得しなかった。

「怒りが収まらない長渕は月刊誌のロングインタビューで〝俺は絶対、桑田を許さない〟と怒りをぶちまけた。以来、絶縁状態が続いている。その後、長渕が大麻取締法違反容疑で逮捕(95年)されたことで、業界人は桑田を支持したんです」(前出・音楽ライター)

覚醒剤で逮捕(16年)された元プロ野球選手の清原和博氏は一時期、長渕を兄貴のように慕い親密な間柄だった。しかし、清原氏に薬物疑惑が取り沙汰されるようになると、関係は疎遠になった。

「その点、桑田はスキャンダラスな噂がなく好感度も高い。この2人は永遠に相まみえることはありません」(ロック界関係者)

長渕抜きの時代遅れバンドの活躍に期待したい。

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