(画像)VTT Studio / Shutterstock.com
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新宿・歌舞伎町“驚愕実態”最新リポート!抵抗なく体を売る少女たち…

「幼い少女に売春させる奴らが後を絶たない。居場所がない子供たちに対してそんなことをするなんて最低の行為。でも、こうした奴らは僕らがトー横から追い出しました」


このようにうそぶいていた〝ハウル〟こと小川雅朝容疑者(32)が、6月22日、都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。


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小川容疑者はボランティア団体『歌舞伎町卍會』の総会長を自称。〝不夜城〟の新たな象徴・新宿東宝ビル近辺の「トー横」エリアに集まる若者たちをまとめ上げていたため、「トー横キッズのカリスマ」としてメディアにもたびたび登場する名物的な存在だった。


逮捕容疑は、トー横に出入りしていた16歳の少女を自宅に20回以上も呼び込み、みだらな行為をしていたというもの。少女には「警察に補導されたときは、2000年生まれの21歳と伝えてほしい」と告げていたというから、悪質極まりない。


小川容疑者の素顔について、新宿の飲食店関係者が証言してくれた。


「ド派手に髪を染め、全身刺青のイカつい風貌ですが、炊き出しやゴミ拾いなどのボランティア活動も不定期で行っていました。そのため、家庭に居場所をなくして家出してきた少女たちなどから、慕われていたのは事実。歌舞伎町卍會には300人近いメンバーがいたといわれています。しかし自身の淫行逮捕によって、すべては偽善行為だということが明らかになった。逮捕当日も警察の車に乗り込む際に、『帰ったらメシ作ってやるからな!』と叫んだそうですが、もう彼を信用する人はいないでしょう」


だが、小川容疑者の逮捕劇は氷山の一角にすぎない。ここ数年は10~20代による事件が続出したことから、警察は歌舞伎町周辺での補導を強化。一時はトー横キッズも壊滅状態に追い込まれたとみられていたが、実際はアングラ化しただけだったようだ。一部の若者は活動を先鋭化させ、衝動に身を任せるように犯罪行為を繰り返しているのである。一体、背景に何があるのか?


「若者の間で『親ガチャ』という言葉がはやっているのをご存じでしょうか? カプセル入りの玩具のように子は親を選べず、人生が決まってしまうという意味で、家庭環境に恵まれていないと、どんなに努力しても無駄だという諦めのムードが、社会に蔓延しているのです。夏になると家出する若者が増えるのは昔からよくある現象ですが、今はSNSの普及で手軽にお金が稼げるようになっている。その手段の筆頭は性を売ること。残念ながら未成年による性犯罪は一向に減る兆しが見えません」(同・関係者)

歌舞伎町に“非常ベル”が鳴っている…

歌舞伎町界隈では若者を中心に薬物汚染が深刻化している上、近隣の雑居ビルからの飛び降り自殺も頻発している。昨年11月には40代の男性が、数人の若者に6時間以上もリンチされて惨殺されるという痛ましい事件も起こった。もはや地獄絵図である。今、歌舞伎町には非常ベルが鳴っているのだ。

日本一の歓楽街・歌舞伎町の一般的なイメージは、「キャバクラ」「ナイトクラブ」「ホスト」「風俗」といった側面が強いはずだ。もちろん、それは今も変わらないのだが、10代の若者が大量に流入したことにより、夜の街がカジュアル化しているという現実がある。男にカネを貢ぐことに対しても、自分の体を売ることに対しても、精神的な障壁が低くなっているのだ。


「メンチカ(メンズ地下アイドル)、メンズコンカフェ(コンセプトカフェ)、ボーイズバー…コロナ禍に入ってからは、特に、こうした新興の女性向けサービスにハマる女子が急増しています。これらは従来からあるホストクラブに比べて値段が格段に安いので、若い人たちでも手軽に遊べるのが特徴。『推し活(アイドルや俳優、アニメのキャラクターなど、自分が好きになった対象を応援する活動のこと)』という考え方が、一般に浸透した影響も大きいでしょう。相手がジャニーズやK-POPのアイドルだったら絶対に手の届かない存在ですが、素人に毛が生えたような地下アイドルだったら、努力次第では外で2人きりになることも可能というわけです」(エンタメ誌編集者)


メンズ地下アイドルのライブ会場には、高校生どころか中学生の少女も数多くいる。チェキ会やトーク会などの〝接触サービス〟を行う際は、推しているメンバーからキスやボディータッチなどをされることも日常茶飯事だ。男性経験もろくにない10代の女子がそんなことをされたら、うっとりした視線で相手に貢ぐようになるのも当然だろう。


そうなれば、相手の思うツボである。ここからは悪徳ホストがやることと構造的には変わらない。「俺のためにもう少し頑張ってくれないか?」ということで、少女たちはますます推し活にまい進していく。たとえ自分の肉体を犠牲にしてでも…。


「散々カネを使わされ、借金漬けにされた女性が辿る先は……こんな話は昔からの典型例ですが、最近は手口がもっと巧妙化しています。未成年の少女たちにとって、今、最も手っ取り早くお金を稼げるのはリフレ。表向きは〝添い寝〟や〝ひざ枕〟など性的サービスとは無関係のメニューを出していますが、実際は少女たちが暴走し、店外デートでの〝裏オプ〟で荒稼ぎしている。もし相手が嫌な客だったら、最初から裏オプの話をしなければいいだけ。選択権が自分にあるということで、気軽に始めやすいのです」(同・編集者)

摘発を逃れつつ未成年をいまだに雇って…

18歳未満の少女が風俗店で働くことは法律で禁じられているが、〝フィニッシュなし〟を掲げるリフレの場合は治外法権だ。女性スタッフが制服を着てサービスするJKリフレも、都市部では乱立している。児童買春の温床になっていると社会問題化したため、2017年には東京都が「特定異性接客営業等の規制に関する条例」を施行。これによって18歳未満の青少年をリフレで接客させることが禁止されたものの、一部の店は摘発を逃れつつ未成年をいまだに雇っている現実がある。

「推し活で会ったファン同士で『あそこのリフレ店はお茶を引かない(客足が途切れない)』とか、情報交換することもあります。リフレの稼ぎでは飽き足らず、パパ活での〝直接交渉〟に走る子も大勢いますよ。そうした方が店にピンハネされずに済みますから(笑)。中には、自分の〝純潔〟を高売りするケースもありますね。何しろ推しを支えるには、お金もたくさん必要。推しの夢をかなえるためなら、それも仕方ないのかなと。そこは『AKB48』の総選挙だって、同じじゃないですか」(メンズ地下アイドルのファン)


ここまで繁華街の危険な潮流に迫ってきたが、少女たちの動きにも大きな変化が生じている。昨今は「地雷系」と「量産型」のファッションに身を包んだ未成年が急増しているのだ。


「地雷系は黒とピンクを基調としたコーディネートと、目の下にクマを描く不健康なメークが特徴。『病みかわ~』などと若い女性からもてはやされています。一方の量産型は、メンズ地下アイドルのライブ会場にいるファンが同じ格好をしていることから名付けられ、男性ウケする淡い色彩が主流。両者ともリストカット跡が目立つなど、メンヘラ文化との親和性が極めて高い。下半身のガードもあきれるほど緩いので、簡単に遊べる存在と見なされています」(アパレル関係者)


地雷系や量産型の起源については諸説あるものの、4月から放送されたドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS・TBS系)によって爆発的に広がったのは間違いない。漫画を原作とする同作によって、「レンタル彼女(一定の金額を支払うことでデートに応じるサービス)」として働く登場人物に世間の耳目が集中。あろうことか、ホスト狂いの地雷系少女「ゆあてゃ」に憧れる若者が、全国で続出した。断るまでもなく、彼女たちのほとんどは性風俗予備軍である。

「交縁」と検索をかけてみると…

「過当競争が続く中、立ちんぼとして売春に走る者も増えています。以前は東欧系や中国系など、外国人売春婦の姿が目立った地域は、新型コロナの影響もあって今や日本人ばかり。決して衛生的とは言えないし、危険も当然伴いますけど、もはやなりふり構っていられないということでしょう。摘発を恐れてか、女性側から声掛けすることは少ないですが、売春目的の女の子はソワソワしながら周囲の様子をうかがっているので、一目瞭然なはず。最近はネットを駆使して、自分から交渉を持ちかけるケースも増えているようですね」(前出のエンタメ誌編集者)

物は試しにツイッターで「交縁」と検索をかけてみると出るわ出るわ…。《NS別1.5→NNハ○撮り2.5で》《NS1.8(ホ込2)》《NS、2発割引ありで1.3》など、生々しい書き込みが散見される。〝NS〟や〝NN〟などの隠語は、要するに〝どこまでOKか〟を表すものだ。


これを見ると、数年前のパパ活ブームと比較しても、提示された〝価格〟が総じて急降下している様子が明確に伝わってくる。


「売春行為は公園や道端だけでなく、ネットカフェの中でも公然と行われていますね。中でも完全個室で全席鍵付きの某所はそれらのメッカとして、つとに有名。DMで客から部屋番号を受け取った女性が、その個室に消えていくシステムです。そして〝一戦〟を終えると、次の相手が待つ別の部屋に。いちいち待機部屋に戻らないで済むから、効率的に稼げるというわけです。相場は1回2万円といったところでしょうか。しかし1日に10人以上を相手にする女性もいるというから、世も末ですね」(前出の飲食店関係者)


いやはや、もはや少女たちの奔放な性事情は「何でもあり」の局面に突入したようである。いくら警察が取り締まったところで、今後もいたちごっこはしばらく続くことが予想される。


だが、気をつけていただきたいのは、18歳未満の相手と淫行に及ぶ行為は法律や条例で厳しく罰せられるということ。例えば東京都の場合、2年以下の懲役または100万円以下の罰金となる。法の裁き以外にも、会社や家庭で居場所がなくなることは想像に難くない。


仮に相手の同意があったとしても、犯罪は犯罪である。まさに注意1秒、怪我一生。くれぐれも夏の火遊びには、細心の注意を払っていただきたいところだ。