俳優の木村拓哉と綾瀬はるかが共演する来年1月公開の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』に、早くもネット上で冷めた声が上がっている。
本作は、武将・織田信長とその正妻・濃姫の知られざる愛の物語を紡ぐ歴史ドラマ。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長を木村が、その妻で「まむしの娘」と呼ばれる美濃の濃姫を綾瀬が演じる。
1998年に時代劇初出演となったドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』（TBS系）以来、25年ぶりに織田信長を演じた木村は、「このような大作で彼（信長）を演じさせていただくのは名誉ですし、この上ない舞台を用意していただいたので全力で演じさせていただきました」とコメント。一方の綾瀬は、「今まで観たことのない信長と濃姫の〝夫婦の物語〟が描かれているなと感じました」と映画の印象を語っている。
「キムタクの信長は2時間ドラマでいい」
〝東映70周年記念〟となる本作は、総事業費20億円が投じられるなど、まさに社運の掛かった一大事業。「大ヒット間違いなし！」と関係者の鼻息も荒いが、ネット上の反応は微妙だ。
《キムタクの信長って見たい人いるの？ｗ 2時間ドラマくらいで丁度いいよ。金を払ってまで見たくない》
《キムタクが信長を演じたらそれはもう信長じゃなくてキムタクだよｗ なんでこの人を選んじゃったかなぁ》
《キムタクは織田信長ではなく石田三成とか明智光秀を演じた方がよかったんじゃないかな。今さら信長はないだろｗ》
《今から大コケするのが目に見える。木村節炸裂で、映画が台無しにならなければいいけどね》
《英字のタイトル見た瞬間にダメだこりゃと思ったわｗ キムタクと綾瀬はるかの組み合わせも既視感しかない》
木村は、2006年に公開された山田洋次監督の『武士の一分』で高く評価されるなど、時代劇でも結果を残している。
「この時演じた三村新之丞は下級武士だからよかったのです。今回は、日本人なら誰もが知っている信長ですから、木村のキャラクターとのマッチングが心配ですね。良くも悪くも、またいつもの〝キムタク〟になってしまわなければいいのですが…」（映画ライター）
奇しくも、映画が公開される来年1月には、NHK大河ドラマ『どうする家康』でジャニーズの後輩・岡田准一が織田信長を演じることになっている。
「キムタクは、大コケしたドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系）と同時期に放送されて好視聴率だった嵐・二宮和也主演の『マイファミリー』と比較され、プライドを傷つけられていますからね。信長でも岡田の方が評価されれば、へそを曲げてジャニーズ退所も現実味を帯びてくるかもしれません」（芸能記者）
どうするキムタク？