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タレント/矢部美穂インタビュー〜祝電撃結婚!彼との結婚の決め手とは…!?

矢部美穂
矢部美穂 (C)週刊実話Web

先ごろ、川崎競馬所属の山林堂信彦騎手との電撃結婚を発表した矢部美穂。かねてから本人だけでなくファンからも「一生独身なんだろう」と思われていただけに、世間の注目度は高かった。

取材申し込みが殺到し、新聞・テレビなど30社近くに及んだという。〝結婚騒動〟がようやく落ち着いた今、本誌ともなじみの深い彼女に、新婚生活のアレコレを聞いた。

――あらためまして、ご結婚おめでとうございます。

矢部 ありがとうございます。なんだかずっとバタバタしていて、ようやく最近落ち着きました。

――ご主人とは馬主と騎手という関係から進展したんですよね?

矢部 はい、そうです。彼の仕事に対する真摯な向き合い方や人間性に惹かれました。

――矢部さんのお父さんも騎手だった。ギャンブルや女性問題で、お母さん(文子さん)は騎手のお父さんと2回結婚して2回離婚していますよね。

矢部 そうなんです。父には苦労をかけられっぱなしでしたが、幼いころ厩舎で育った私が父と同じ職業の方と結婚したことには運命を感じています。その後も母は別の男性と2回ずつ結婚と離婚をしています。

――結婚に踏み切った決定的な理由は何ですか?

矢部 「この人との恋愛が最後だろう」と思ったのが大きいですね。それまではどんなに好きな気持ちが強くても、「この人が最後の男性で終われるのかな」と考えていました。このお仕事は出会いもあるし、私はきっと恋愛しちゃうし、仮に結婚していても本気になっちゃうだろうし…って(笑)。そんなんで別れたりしたら相手に失礼じゃないですか。この年齢になってようやく「最後だな」と思えたんです。彼も色々あった方のようで、「30代で知り合っていたら美穂を選んでない」と言ってました。

彼はかなりハードな日常

――結婚に際して障害はなかった?

矢部 心配はありました。ファンが減るとかプレゼントが減るというじゃないですか。私もそれは覚悟していました。でも、先日(6月7日)誕生日だったのですが、みなさん変わらずにメッセージをくださったし、SNSのフォロワーはかえって増えているんです。「残念だけどお似合い」とか「寂しいけど応援します」と言ってくださったりで、本当にありがたいです。思うに、お相手がスポーツ選手ではあるけれど、ジョッキーというのがよかったのかもしれないですね。ファンを辞めますというのは1つもなかったので、逆にビックリしています。

――恋多き矢部さんは、これまでも泣かされたり騙されたりも多かった。スタッフキラーでもあったそうですね。

矢部 そうなんです。放送作家さんとかテレビのカメラマンさんとか。スタッフさんと付き合うと本当に勉強になるんですよ。放送作家さんの場合は「こうするとウケがいいよ」などとアドバイスをもらえるし。カメラマンさんとは8年間続いて、そのうち5年間は私の家で同居していたこともあるんです。母と妹2人に弟も一緒に住んでいたんですけど…。

――一挙に6人暮らし!?

矢部 そんなわけで、結婚は初めてですけど、一緒に暮らしたらどうなるかということは、なんとなく想像できていましたね。

――では、スイートな新婚生活を聞かせてください。やっぱり美穂さんがエプロン姿で出迎えて「おかえりなさい。ご飯にする? お風呂にする? それともわ・た・し?」なんてやっているのでしょうか?

矢部 あはは、ないない。今はお互いの部屋を行ったり来たりの通い婚状態ですから。付き合い始めてからずっと同じような生活なので、とりたてて〝新婚〟という感じはまったくないんですよね。とりわけ彼の場合はレースがある週は日曜の夜9時に調整ルームに入り、金曜まで出られないんです。それ以外の日は深夜の1時45分に起きて調教。終わって午前10時くらいに帰宅してご飯と仮眠。午後3時くらいに起きてからが自由時間になりますが、レースがあるとその自由時間もなくなるという、かなりハードな日常なんです。

――デートの時間はどうやって作っていた?

矢部 仮眠をとったあとの自由時間くらいですね。なので、泊まりの旅行にはなかなか行けないんです。1時45分に起きるというのも、彼にしか乗りこなせない気性の荒い馬を任せられることが多いからなんです。

寝るときも手を繋ぐ夫婦でいたい

――じゃじゃ馬ならし、ですか。ご主人は矢部さんも上手く乗りこなしているんですね。

矢部 それはどうか分からないですけど、私は騎手の妻としては特殊な方だと思います。応援するのがめちゃくちゃ好きなので、馬と一緒に写真を撮るときは小道具をいっぱい持って行くし、彼のために横断幕も作っています。料理も苦手で好きじゃないんですけど、彼のために栄養バランスを考えてできる限り作っています。インスタにも上げているのですが、母が作っていると思われてるみたいですね。全部自作なんですけど…。昨日も彼にお弁当を届けてきたんですよ。

――そこまで忙しいと聞くと、気になるのは夜の営みですが、そちらの方はいかがですか?

矢部 初めて聞かれましたぁ(笑)。まあ、それなりに…ということにしといてください。独身時代は「美容のためには大事」と話してきましたが、結婚したら全然違いますね。彼も体力的にキツイみたいだし、私もそんなに性欲は強くない方なので(笑)。

――お子さんの方は?

矢部 自然に任せるつもりですが、年齢的には難しいだろうなぁとは思っています。彼は山口智子さんと唐沢寿明さん夫妻に憧れていて、寝るときも手を繋いでいるような夫婦でいたいんです。いつまでも仲良く、男と女でいられる関係。私もそれがいいなと思います。

最新DVD『お久しぶりです 矢部美穂です』竹書房より発売中

――思えばこの4月、7年ぶりとなるイメージDVDを出しましたね。あれは独身への訣別だった?

矢部 そうですね。ファンの方への最後の恩返しというか…。ただ、お話をいただいたときにはすごく迷ったんです。スポーツ選手の奥さんになるわけだし、彼からも「あんまり露出するのは控えてね」と言われていたし。とはいえ、矢部美穂らしさも出したいしと悩み抜いた末、ギリギリ綺麗なうちに残しておきたいと出演を決めました。40代での私の映像は初めてということと、独身最後の等身大の私を見ていただけたらと思います。個人的にはシースルーの白いランジェリーを着てビーチにいるシーンがオススメですよ!

◆やべみほ
1977年6月7日生まれ。T156、B82・W58・H80。最新DVD『お久しぶりです矢部美穂です』(竹書房)が発売中。経営するバー『YABEKE』は12周年を迎えた。インスタグラムmiho.yabe.0607

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