34人が立候補し大激戦となっている参院選東京選挙区(7月10日投開票、改選定数6)。
今回の参院選で最も熱い戦いを繰り広げている首都決戦のキーワードはズバリ、「女の戦い」と「小池百合子」だ。
民放テレビ局政治部記者が解説する。
「キーワードの1つが女性というのは、定数6の半数以上の議席を女性候補が占めそうな勢いだからです」
まず、頭一つ抜け出しているのが、立憲民主党の蓮舫氏だ。
「過去2回の選挙で、いずれも100万票を超えた蓮舫氏は、2016年の112万票超えを目指し鼻息も荒い。自身は全国の選挙区を応援演説で回るため、都内には選挙期間中3〜4日しかいられないというが、それでも今回もトップ当選の呼び声が高い」(同)
だが、「不安材料もある」と指摘するのは、自民党関係者だ。
「蓮舫氏は党が支援しなくても勝てるとし、党側はほとんどノータッチ。そのため、足元をすくわれる可能性もある」
6議席中3議席を女性が独占!?
蓮舫氏のトップ当選を阻止する勢いを見せているのは、自民党が担ぎ出した『おニャン子クラブ』の元メンバーでタレントの生稲晃子氏だ。
「有楽町駅前での第一声は乳がんでの闘病経験を振り返り『命を繋いでもらったことへの恩返しがしたい!』という切実なものだった。聴衆からもヤンヤヤンヤの大喝采を浴びた。安倍晋三元首相など大物議員も続々と駆けつけ、自民党も相当力が入っている。〝蓮舫氏を超えるのでは〟という見方もあるほどです」(選挙アナリスト)
他の当選圏内候補は、3選を目指す公明党現職の竹谷とし子氏。2016年の参院選では77万票を獲得しており、彼女も安泰だ。
「かくして6議席中、上位3議席を女性が独占する気配です。ここに男性候補の自民党現職・朝日健太郎氏と共産党現職の山添拓氏が食い込むでしょう。残る1議席は、れいわ新選組の山本太郎氏、日本維新の会の海老沢由紀氏、小池都知事の愛弟子であるファーストの会の荒木千陽氏、作家の乙武洋匡氏の4人が横一線。ここでキーパーソンになるのが、小池都知事です」(前出・政治部記者)
小池都知事は荒木氏当選のため、公示前から街頭に出て精力的に荒木氏支援に回っている。
「小池都知事は、公示日も池袋西口で街頭に立つなど荒木氏当選に本気モードです。5年前の都議選同様、今後、小池旋風が吹けば、荒木氏は滑り込みどころか大化けし、上位に食い込むかもしれない。そうなると、上位4人を女性候補が占めることになります」(都内区議)
小池旋風で、大番狂わせは起きるか。
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