『ドクターX』後継ドラマ大爆死の危険性!? 主演の岡田将生には“前科”も

俳優の岡田将生が、10月スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』に主演し、俳優の中井貴一と11年ぶりに共演することが発表された。

「トラベルナース」とは聞き慣れない職業だが、スーツケース1つを手に街を渡り歩き、看護に従事する優れた資格を持ったフリーランスの看護師を指す。『ドクターX～外科医・大門未知子～』シリーズで知られる脚本家・中園ミホ氏が手掛ける全く新しいタイプの医療ドラマだ。

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岡田が演じるのは、意識もプライドも高く、言動もストレートで一見感じの悪い若きトラベルナース・那須田歩。米国で働いていたが、ある事情で日本に帰国したという設定らしい。

一方、中井が演じるのは、歩の相棒となる伝説の看護師・九鬼静。名前の通り、静かに掃除ばかりしており、病院関係者から「清掃員」と間違えられるほどだが、その実態は圧倒的なスキルを持つ〝スーパーナース〟だという。

タイプが真逆の2人が、反発しつつ手を取り合い、患者や医療従事者を救う姿を描く。

設定に感じるテレ朝の“未練”

「テレ朝さんは、『ドクターX』の新シーズン放送に向けて米倉さんと交渉していたようですが、彼女は今秋、ブロードウェーミュージカル『シカゴ』の日米両国での公演を予定しており、頑に断られた。そのため〝後継〟となる医療ドラマを模索し、『トラベルナース』に行き着いたそうです。とはいえ、岡田さんの演じる役は、明らかに米倉さんが演じた大門未知子を意識している。テレ朝さんの〝未練〟を感じます」（他局のスタッフ）

しかし、岡田と中井の起用にはこんな声も上がっている。

「岡田は、2012年にテレ朝で放送された医療ドラマ『聖なる怪物たち』に主演し、惨敗した過去がある。大御所の中井も、公開中の主演映画『大河への道』は劇場で閑古鳥が鳴いているからね。この2人のコンビで視聴率が大爆死とならないか、一抹の不安は残る」（芸能プロ関係者）

テレ朝のドラマは、『相棒』や『特捜9』といった人気シリーズが放送枠の大半を占める中、20年10月期に放送された『七人の秘書』が予想外のヒット。年内に劇場版が公開されるなど、新しいチャレンジを成功させてきた実績もある。

今回も、脚本に岡田の演技がハマれば、シリーズ化も夢じゃない。いい意味で視聴者を裏切ってほしいものだ。