加藤浩次(C)週刊実話
加藤浩次(C)週刊実話

『スッキリ』終了…今度は“ガチ”!? 再びBPO審議入りで日テレも諦めムード

番組スタートから16年間…。加藤浩次がいよいよ〝終わりの時〟を迎えようとしている。


司会を務める『スッキリ』(日本テレビ系)にフェイクではない、ガチンコの終了情報がテレビ界に飛び交い始めているのだ。


これまで『スッキリ』をめぐりネットなどでは幾度となく報じられてきた打ち切り報道。以前は一笑に付していた日本テレビの局員らは真剣な顔をしながら「認めたくないが、今回ばかりは避けられないだろう。局内でも終了ムードがまん延している」と口をそろえる。


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そもそも、終了説が飛び交うことになった決め手が放送倫理・番組向上機構(BPO)の審議入りだ。6月23日、放送人権委員会は昨年1月に放送されたペットサロンに預けられた犬がシャンプー後に死んだ問題を扱った『スッキリ』を審理すると公表した。


「日テレ内は蜂の巣をつついたような騒ぎになっている。『スッキリ』は犬の飼い主や従業員ら複数の関係者の証言をVTRにまとめた。番組内では『独自 愛犬急死〝押さえつけシャンプー〟ペットサロン従業員ら証言』と派手な見出しで放送しました。その後、店の経営者らがBPOに訴え出て今回の審議入りになったわけです。『スッキリ』サイドは放送内容に間違いはないと自信をにじませているが、誰もが信用しているわけではない」(事情通)

二度目の審議で信用ガタ落ち

その理由は『スッキリ』がBPOの審議入りは近年で二度目だから。一度目は昨年3月、VTRでアイヌ民族に対する差別的表現をしたことについてだった。その後、日テレは全面的に非を認め謝罪している。

「番組スタッフがいくら自信を持っていてもね…。アイヌ問題でさえ完全に収束していない中、またしてもBPO入りです。イメージが悪い。少なくとも『スッキリ』の情報や報道は信用に値しないという認識が視聴者に広まってしまう。さらに、ネット民はフェイクニュース発信局のレッテルを貼ってしまうんです。当然、番組視聴率も下がり、スポンサー離れも始まる。アイヌ問題だけで年間10億円近い出稿がなくなったと推定されている。今回の審議入りは番組の勢いとツキがなくなった証拠でもある」(制作関係者)


現在、日テレは来年4月に向け、新たな情報番組を立ち上げるべく準備委員会を立ち上げた。ちなみに、日テレは『スッキリ』を打ち切った場合の経済的効果も織り込み済みだという。


「ポスト加藤としてヒロミに打診し内諾を得たというんです。しかも、ギャラは加藤の半額のようです。加藤は年間2億円。半額になれば、かなりの収益UPにつながりますよ」(同)


ツキに見放され〝スッキリ〟終わるのはもうすぐ?