(画像)yoshi0511 / Shutterstock.com
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早大女性教員が男子学生への“アカハラ”で停職懲戒処分…損害賠償訴訟へ

早稲田大学は、男子学生へのアカデミック・ハラスメントがあったとして、政治経済学術院所属の教員を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表。


この教員は処分決定後、「一身上の都合」を理由に退職した。


処分となった教員は『自殺予防』に関する研究で有名な女性准教授(49)。


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「彼女は、米国の名門大で博士号を取得した才媛です。TVや全国紙にもたびたび登場している。既婚者で子供もいます」(早大関係者)


事の起こりは、8年前の2014年、男子学生のA君が早大政経学部に入学したところから始まる。A君はそこですでに有名だった、このB准教授に出会い、2年生のときに研究助手となる。


「A君によれば、B准教授のセクハラが始まったのは17年3月頃。台湾大学への出張に同行した際、宿泊先のアパートメントが同室で性行為を迫られたといいます。A君は女性経験がなく、拒否できなかった。そして帰国後も彼女の自宅や研究室で求められたそうです」(全国紙社会部記者)

セクハラ認定はできない…

拒否しようにも、相手は博士課程へ進学する推薦状を書いてもらう指導教員。

「思い悩んだA君は『こういう関係はやめよう』と訴えたが、彼女は聞き入れなかったのだとか」(前出・早大関係者)


結局、A君は別の教員の指導を受け修士課程を修了。だが、その一方で、B准教授との関係が原因でPDSDに陥り、自殺も考えた。


「21年3月、A君は早大のハラスメント防止委員会に申し立てをしたが『B准教授が性行為を否定したためハラスメントはなかった』と結論。その後、大学側は再調査でアカハラは認めたものの、セクハラは認定できないとしたのです」(前出・全国紙社会部記者)


A君はB准教授と早大を相手取り、計750万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。裁判で真実が明らかになることを願う。