イオンのプライベートブランド「トップバリュ」のウイスキーが酷評されている。
このウイスキーは山梨県産で、1本720mlの本体価格は548円と格安。円安とインフレのダブルパンチに苦しむ庶民にとっては、まさに救世主ともいえる商品だが、購入者からは「マズい!」の声が相次いでいるのだ。
《こんなに不味くて飲めないウイスキーは初めて。買ったことを後悔している》
《ただのトゲトゲしいアルコール。 口に含むと荒々しい刺激がくる。 なんとも表現できない嫌な風味が鼻に抜けて、飲み込めない。 何度かチャレンジしたけど、結局一度も喉を通すことが出来ずに捨てた》
《悲しいくらい全然風味がなくて、とてもがっかりしました。何に使ったらいいのかわからなくて困っています》
《駄菓子のような人工的な甘みがあり、ストレート、ロック、ハイボールいずれも×。これを買うなら甲類焼酎の方がいいです》
「挑戦する勇者を止めはしない」
日本で唯一のウイスキー専門誌『ウイスキーガロア』も、レビュー欄に辛辣な意見を寄せている。
「むせかえるアルコール・カンカン照りのアスファルト・ガード下の梅酒サワー・化学実験室」「アルコールの刺激・冷たいコンクリート・ドクターペッパー・人工的ないちごシロップ。子ども用咳止め薬。前衛的」と例え、総合評価も「安くて旨い佳酒は数多くある。それが無理にウイスキーである必要はない。挑戦する勇者を止めはしない」と散々だ。
ネット上では、このレビューに《ガード下の梅酒サワーがなんとも文学的》《もはや一編の芸術的な詩》称賛のコメントがつく始末。一方、《ここまで言われると逆に飲みたくなってくる》という声もある。
「美味しいものを真似てマズくすることで有名なトップバリュですが、ここまで酷評されているのは記憶にない。商品開発的には失敗なのかもしれませんが、ある意味、これだけ話題になれば宣伝効果は抜群と言えるかもしれませんね」(ネットライター)
話のネタに挑戦する勇者が続出しそうだ。
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