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高梨沙羅『現役続行』表明も“弱気発言”ズラリ…「本当に大丈夫?」の声

(画像)Danny Iacob / Shutterstock.com

女子スキージャンプの高梨沙羅が、6月17日に自身のインスタグラムを更新し、「現役続行」を表明した。しかし、その決意文を見て、「本当に大丈夫か?」の声も出始めた。

「今年2月の北京五輪後、ワールドカップ3試合に出場しました。その最終戦を終えて、『来季の予定は?』と質問したら、『周りの人たちとも話し合いをしてから』と。途中から涙をこぼしていました。一時は、本当に引退してしまうのではないかと思いました」(スポーツ協会担当記者)

五輪の混合団体戦でスーツの規定違反を指摘され、失格に。その場でしゃがみ込み、動けずにいたシーンは衝撃的だった。

その再出発に首を傾げる声が聞かれた理由は、現役続行の表明文にある。

《今はまだ応援してくれている人たちの期待に応えられる自信は正直ないけれど、まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ね チームに貢献できるよう精進したいと思います》

1人で戦うしかないと悟った!?

〝自信がない〟〝チームに貢献できるよう〟、謙遜とは言い難く〝弱気な文言〟が並べられていたのだ。

「新シーズンに向け、合宿練習もスタートさせました。『飛ぶことが好き』と明かしていましたが…」(関係者)

再スタートの合宿は1人。〝ぼっち練習〟は高梨のスタイルでもあるが、チームに貢献したいと言うのなら、せめて同世代と切磋琢磨し、コミュニケーションを深めたほうがいいのでは? 練習には集中できるかもしれないが、1人の時間が長すぎると、余計なことも考えてしまうものだ。

「スーツ違反の話を蒸し返すようですが、北京五輪では高梨を含め5人が失格とされました。全日本スキー連盟は国際スキー連盟に抗議書を送りましたが、五輪期間中、日本選手団は静観を決め込み、JOCも動いてくれませんでした。事なかれ主義というか、高梨は1人で戦うしかないと悟ったのかもしれません」(前出・担当記者)

国際スキー連盟は、スーツ規定についてルールを変更するつもりはないという。また大舞台で失格にされたら…。前途多難な再スタートになりかねない。

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