社会

茨城・別荘女性監禁事件“エリート一家”の容疑者と被害者2人の接点とは!?

(画像)Always Say YESS / shutterstock

茨城県の別荘で新野りなさん(23)を監禁したとして逮捕された三瓶博幸容疑者(33)。彼の父親は大手企業の「技術指導者」で海外勤務が長く、容疑者自身も幼少期を海外で過ごし、アメリカの大学を卒業したエリートだった。

一方、別荘近くの山林で全裸遺体となって発見された新野さんの父親も大手製薬会社の重役で、億ション住まい。新野さん自身も都内屈指のお嬢様学園として知られる中高一貫校を卒業した才媛で、2人とも〝親ガチャ〟の当たり組だ。

しかし、そんな2人を結びつけたのは、「同人AV」と呼ばれる素人同士の動画撮影会だった。

「有名女優などが出演するメーカー物ではなく、素人のモデルを素人の男優兼監督が撮影し、FC2コンテンツマーケットなどで販売しているんです。三瓶のスマホからは、新野さんに手錠をかける姿を撮影した動画も発見されている」(全国紙記者)

新野さんは「同人AV」の世界では有名なモデルだったという。

「新野さんは10万円以下では撮影を受けないスタンスだったようですね。同人AVのギャラの相場は5万円台だそうですから、かなりの人気モデルです」(同)

エリート一家で育った2人

何不自由なく育てられた新野さんが、なぜ、そんな世界に飛び込んだのか。

「医療系の専門学校を中退したタイミングで、歌舞伎町のホストクラブにハマったようです。お気に入りのホストに貢ぐため、パパ活や風俗、同人AVとエスカレートしていった」(同)

遺体となって発見される直前まで、風俗嬢の間では「回転率が良い」と評判の埼玉県内のソープランドでも勤務を続けていたという。

対する三瓶容疑者は、順風満帆な人生を自ら狂わせている。約5年前、見知らぬ女性に抱きついて地面に押し倒すなどのわいせつ事件を起こして逮捕され、妻と離婚。以降、歪んだ性欲を満たすために「同人AV」の撮影にまで手を出していたようだ。

エリート一家で育った2人。もっと出会うタイミングが早ければ、事件は起こらなかったかもしれない。

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