『乃木坂46』の人気者、山下美月がヒロインを演じたドラマ『じゃない方の彼女』（テレビ東京系）の続編が作られるようだ。

山下は、昨年10月期の同ドラマにヒロインとして出演。高い演技力が評価された。

「スペシャル版として2夜連続にしようという構想があるようです。乃木坂は西野七瀬が女優に転身し、大成功するなど歌、踊りより演技で成功する人材が出てきています。山下もそんな1人。NHKとの兼ね合いでSPドラマが考えられているようです」（テレビ雑誌編集者）

【関連】『乃木坂46』現役メンバー初！山下美月“朝ドラ”出演決定で将来安泰!? ほか

彼女は来る10月から始まるNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』に出演予定。主演の福原遥に次ぐ上位級の役が予定されている。

「テレビ小説に出て、他局の連続ドラマに出るというのも考えにくい。そこで、SP版で登場ということになりそうです。2夜連続ならばNHKの出番には負担がかからない。場合によっては夏場に作ることもできます」（同・編集者）

『じゃない方――』は不倫コメディー。スーパーのエレベーターで偶然出会った大学生・野々山怜子（山下）と妻子ある大学准教授・小谷雅也（濱田岳）との物語。2人は〝許されざる仲〟に陥るが、怜子が留学を機に関係を解消し、ストーリーを終える。

大きな体制変更が見え始めている『乃木坂46』

「怜子は小谷に、留学先にも会いに来るよう懇願し、実質、不倫は継続のまま。だから続編があってもおかしくないのです。微妙な終わり方は、最初から続編を作るための伏線だったとされます」（テレビ東京関係者）

山下の不倫女子大生の演技は、視聴者からも高い支持を得たようだ。

「自分から小谷に交際を迫っていく様子はリアルで、視聴者から多くの共感を得た。そのため、ドラマが終わった後に〝怜子ロス〟という言葉も生まれた。この1作で山下は、女優でイケると評価されたことは確か」（同・関係者）

今、乃木坂自体も大きな体制変更が見え始めている。

「秋元真夏や齋藤飛鳥など、人気のある第1期生もまだ残っていますが、2期生、3期生、4期生を飛ばし、中心は今年誕生した5期生に移るともっぱらです。山下は3期生ですが、朝ドラの終了（来年3月）をもって卒業でしょう。彼女はテレビ東京を中心にスムーズに女優として移行できる可能性が高く、その方がいいのでは」（同）

テレ東なら濡れ場も大いに期待できそう。ガンバってほしいものだ。