水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web
水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web

初代相棒の復帰はシリーズ終了の布石か?国民的刑事ドラマの“カウントダウン”

水谷豊主演のテレビ朝日系人気ドラマ『相棒』のシーズン21が、10月期から2クール放送され、初代相棒だった寺脇康文演じる亀山薫が、約14年ぶりに復帰する。


同作は、警視庁特命係の杉下右京(水谷)が、「相棒」と息の合ったやりとりで難事件を解決する国民的人気シリーズ。反町隆史が演じた4代目の冠城亘は警視庁を退職し、今年3月23日のシーズン20の最終回で卒業していた。


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約14年ぶりの復帰となる初代・相棒の寺脇は、放送開始の2000年6月から08年のシーズン7まで亀山薫を熱演。高校時代の友の死をきっかけに、遺志を継いで南アジアの小国・サルウィンに移住した設定だった。


「その後、亀山が登場したのは回想シーンのみで、帰国の場面などは一切なし。一度は警視庁を退職しているだけに、どのような復職の経緯となるのかが注目されています。もう一つ、寺脇が卒業した理由として〝水谷との確執〟が噂されていましたが、それが事実だったのかどうか。もしくは、14年経って〝雪解け〟したのかも裏の注目ポイントですよ」(放送担当記者)

「ソリと一緒に卒業したい」

この寺脇復帰は、相棒シリーズにとって〝重要な意味〟を持つという。

「今年の7月で70歳を迎える水谷は、周囲に『70歳になったら、ソリと一緒に卒業したい』ともらしていたそうです。ところが、反町は50歳を前に『相棒』のカラーを払しょくしたかったようで、一足先に卒業してしまった。プライベートでも家族ぐるみの付き合いだという水谷は、反町の申し出に引き留めることはしなかったそうですが、内心、思うところがあったはずです」(同・記者)


これまでの「最多出演回数」記録は反町の138話。寺脇は124話で、2クールの放送で反町の記録を抜くことになる。


「初代の寺脇に記録を更新させて花を持たせたうえで、いよいよ『相棒』シリーズを終了させるというのが水谷のプランのようです。テレ朝は、7月期を最後に『木曜劇場』のドラマ枠を撤廃していますからね。全番組的にも若者の視聴者向けに力を入れているだけに、空気を読んで水谷もいよいよ決意を固めたのだろう」(同・記者)


〝重大発表〟は、いつになるのか。