16歳の少女とみだらな行為をしたとして逮捕された〝トー横のハウル〟こと小川雅朝容疑者。警視庁は同様の被害が20件以上あると見て捜査を続けているが、これを擁護した鈴木紗理奈が大炎上している。
6月26日、『サンデー・ジャポン』(TBS系)はこの事件の特集VTRを放送。小川容疑者が家出少女の炊き出しボランティア代表を務める裏で、多くの少女と性的関係を持っていたことを報道する。実際にトー横と呼ばれる新宿・歌舞伎町の広場で取材を行うと、小川容疑者が他にも複数の14歳や16歳少女と性的関係を持っていたとの証言や、甘言で少女たちに近付いていたこと、少女から奪った私物を換金していたことなどが明らかになっていく。
VTR明け、コメンテーターのデーブ・スペクターは、家出少女を保護する公的機関やボランティアの存在を指摘。これらは堅いイメージが強いため、もっと少女たちが利用しやすいように宣伝すべきだと語る。
これに反論したのが鈴木で、彼女は「一定数こういう子たちっていて、国が用意する機関って真面目というか、『自分たちの気持ちを分かってくれない』って思いでいて」「こういう所に出入りする子たちって、ちょっとグレたというか、非行に走った子じゃないですか?」と発言。
続けて、「これ、ハウルさんがいたからこそ保たれた秩序みたいなんもあったのかなって」「16歳に手を出したのは悪いと思うんですけど、一方的に悪いものって、ここを排除したらホンマに居場所がなくなっちゃう子たちがいるのかなって」となど、何と小川容疑者を擁護したのだ。
この意見に対し、弁護士で元東京高裁判事の細野敦氏は「ハウルさんを美化するのはちょっと違ってて…」「少女に手を出すためにボランティア団体の立場を悪用したってのが卑劣ですよね」と至極真っ当に説明。だが、鈴木はこれにも「10代の女の子とそういう行為を持つっていうのは、この方に限らず、30代40代の一般社会の方にも普通にあったりとか」と反論。淫行は小川容疑者に限った話ではないと擁護を続けていった。
藤田ニコルの苦言にも反論…
その後も、「最初からみだらなことをしようと思ってご飯作ってたら最低だなって思うし…」と苦言を呈す藤田ニコルに、鈴木は「男の人が女の人に好かれたくて尽くしたりとかもあって、『この女を手に入れるためにこういうところ食事に連れて行って』ってのも普通にあって」とまたもや反論。揚げ句の果てには、「年齢の問題やっただけで…」と行為そのものには問題がなかったとし、『爆笑問題』太田光が「恋愛と受け止めると…」と補足すると「そうなんですよね」と述べた。
この見解に、ネット上には
《言ってることやばくて笑えない》
《本当に呆れるよ。たとえそうだとしても未成年に淫らな行為をし少女の私物を勝手に盗んで売るような男だよ?》
《何が恋愛だよ、バカじゃん》
《まさかの性犯罪者擁護》
《ハウルを美化するとか本当にズレてる》
《卑劣な犯罪者のハウルこと小川容疑者を擁護する鈴木紗理奈って…》
《そもそも高い飯を奢ったからといって、性的接触をしていい訳ではない》
《鈴木紗理奈さんの考え方すごいというかちょっと怖い…》
などといった声が殺到。多くの批判が上がる炎上状態と化したのだった。
何はともあれ、犯罪の奥底に深く切り込む『サンジャポ』にこれからも注目したい。