ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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二宮和也ジャニーズ退所は諦めた?事務所を自ら説得し「野望」を次々実現

自身の誕生日である6月17日に初のカバーソロアルバム『〇〇と二宮と』を発売した『嵐』の二宮和也に対する業界の評価が爆上がりしている。


ドラマ『マイファミリー』(TBS系)は視聴率が好調なまま終了。二宮が主体となって運営しているYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』も好調で、ついには参加するメンバーで今年の『24時間テレビ45 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを担当することが決定した。


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「とにかく視聴者からの好感度が高く、コア視聴率を取れるタレントとして、『嵐』の中でも一番重宝されているのが二宮さんです。俳優としての評価はもちろんですが、トークもうまく、どんな番組にも臨機応変に対応できる」(民放テレビ関係者)


〝お笑い〟に関しても勉強熱心で、芸人からもリスペクトされているという。


「自身の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)では、企画の段階から参加していますからね。ドラマからバラエティーまでどんな番組でも動ける人材として、水面下で常に争奪戦が繰り広げられているんです」(同・関係者)

「いま独立したら仕事が一切なくなる」

そんな二宮だが、「ジャニーズ事務所を退所するのではないか」という噂も常につきまとっていた。

「二宮は2019年11月に元フリーアナウンサーの女性と結婚したのですが、当初は事務所も反対し、ファンからも反感を買った。『嵐』の活動休止は、彼のワガママが原因だとSNSに書き込まれる事態にまでなりました。針のむしろとなり、一時はジャニーズ事務所を退所して個人で活動することを考えていたようです」(スポーツ紙記者)


この時、相談に乗ったのが『TOKIO』の国分太一。ちょうど国分も株式会社TOKIOの設立準備をしていた時期で、二宮に「いま独立したら仕事が一切なくなる可能性もある」と的確なアドバイスをしたのだという。


独立を諦めた二宮がとった行動は、ジャニーズ事務所と「自ら交渉すること」だった。


「まず、妻の妊娠や出産という部分でも、実は事務所からもう少し待ってほしいと打診されていた。しかし、二宮は〝妻が年上で早く子どもを作りたい〟と、社長である藤島ジュリー景子氏を説得し、認めさせた。さらに、『ジャにのちゃんねる』を開設する際にも、管理が大変だと渋る事務所を、これまで芸能人が運営したチャンネルを参考例として、しっかりと納得させたようです」(芸能プロ関係者)


その甲斐あって、いまや『ジャにのちゃんねる』は登録者数や再生回数が、芸能人の運営するチャンネルとしては中田敦彦に続く国内2位に成長し、年内には1位になりそうな勢いなのだ。


「文句を言ったり諦めるのではなく、事務所を徹底的に説得して理解してもらうという、新しいジャニーズの形を作り出したといっても過言ではありません」(同・関係者)


そんな二宮を尊敬するジャニーズタレントも多い。


「同じグループの櫻井翔と相葉雅紀も、結局は二宮が事務所と結婚や出産について交渉していてくれたから、スムーズに結婚できた。そういった意味でも、2人は二宮に頭が上がらない。また、彼は後輩たちのために事務所との交渉を買って出ているようです。こうした経緯もあって、いまや先輩の東山紀之や木村拓哉などよりも事務所内で信頼を集めている。『関ジャニ∞』の大倉忠義も、広瀬アリスとの関係や休業について二宮に相談していたと聞きます」(同・関係者)


一匹狼のように見えて、後輩や仲間思いの一面を持つ二宮。今後もジャニーズの所属タレントにとっては頼れる〝ネゴシエーター〟であり続けるに違いない。