藤井マリー (C)週刊実話Web
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レースクイーン、タレント/藤井マリーインタビュー〜“不審者引き寄せ体質”とおまわりさんに言われました

藤井マリーは元『恵比寿マスカッツ』のメンバーで、パキスタン人とのハーフ。


そのボディーは絶品で、ウエストは55センチ、対するお尻はなんと1メートル! 落差45センチのフォルムを、本人は「砂時計クビレ」と称しているんだとか。だが、それゆえに幼少の頃は不幸の連続。聞くも涙(?)の苦労話を大公開する!


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――お尻のシルエットがえげつないですね。まさしくケツデカ美人。あ、失礼な言い方でした。


藤井 いえいえ、もう慣れました。というか、むしろうれしいです。昔はもちろん、コンプレックスでしたよ。ウエストに合わせるとズボンが入らないとか、スカートをはいても横に広がっちゃうとか。でも、レースクイーン(以後RQ)やグラビアの仕事をするようになってからは、ファンの方からはそこを褒めていただけるので。


――いつごろから現在の体形になったの?


藤井 小学校の高学年には身長もお尻もほぼ今のサイズでした。ハーフだからか、ものすごく成長が早かったんです。そのせいで、これまで信じられないほど痴漢にも遭いました。


――どんな痴漢に?


藤井 電車に乗ると、ほぼ必ずお尻を触られました。写真を撮られたこともあります。一緒にいた友人が気づいてくれて、その人を駅員に突き出したら、お尻とか顔をスマホで撮られていたんです。カラオケ店でトイレに立ったときには、知らないおじさんグループの部屋に連れ込まれたこともあります。「かわいいね〜」とか言われて。一番印象的だったのは、家の前でレオタードを着てバトントワリングの練習をしていたときのことです。棒をクルクルと回していたら、大学生くらいのお兄さんが寄ってきて、何も言わずにレオタードに手を突っ込み、胸を揉んで逃げて行ったんです。


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藤井 それはおまわりさんにも言われました。ストーカーみたいな人もいたので警察に相談に行ったところ、「そういう子、たまにいるんですよ。〝不審者引き寄せ体質〟です」って(笑)。


――父親がパキスタン人で母親が日本人ということですが、きょうだいは何人?


藤井 6人ですが、これが複雑。上に2人、下に3人いて、それぞれ母親と父親が違います。上の2人は今の母親と別の日本人父の間の子で純日本人。私はパキスタン父との子でハーフ。下の3人は母と離婚したあとの父とパキスタン女性との子なので、純外国人になります。


――確かに複雑だ。それぞれとの交流は?


藤井 上の2人とは一緒に暮らしていた時期もありますが、下の3人はほとんど会っていません。


――パキスタンといえばイスラム教国。肌の露出は厳禁なのでは?


藤井 そうなんです。同居していたときは基本、短いスカートははかせてもらえませんでした。なので、RQやグラビアをしていることは今でも内緒なんです。


藤井は2017年、RQ活動を開始。翌年には『恵比寿マスカッツ』に加入する。21年には『日本レースクイーン大賞』で「クリッカー賞」を受賞した。


1日で20回もスカウトに


――早熟体形で苦労してきましたが、モテ期はいつだったと思いますか?


藤井 あんまり男性を好きになれないので、モテを意識したことがないんですよ。それこそ、性に対してもオープンにはなれないんです。父親の教えが影響しているのかもしれませんが…。


――とすると、芸能活動でエッチな目で見られたりオカズにされることに抵抗があるのでは?


藤井 それに関しては何にも思わないです。喜んでいただけるならどうぞお好きにって感じ。SNSとかで卑猥なメッセージとか写真も送られてきますが、スルーする能力は鍛えられました(笑)。本当のファンの方は私の見た目だけじゃなく、中身を好きでいてくれてると思っていますから。真面目すぎて面白くないですよね、すみません(笑)。

普通のOLからRQに転身

――好きなタイプはある?

藤井 ちょっとこじらせているので、かっこいい人がいたとしてもお近づきになりたいとは思わないんですよね。しいて言えば、私に夢中にならない人が好きです。自分の趣味がしっかりあって、彼女中心の考え方にならない人がいい。たまたま時間ができたときに、ご飯を一緒に行くくらいがちょうどいいです。うふふ。


――そんな子が、どうして芸能活動をすることに?


藤井 早熟体形のおかげで、小学生のときがスカウトのピークでした。1日に20回されたこともあります。


――それはすごい。


藤井 ただ、その頃は男子にハーフであることをイジられていたので、声をかけられても信用することはできませんでした。中学生になって挑戦してみようと事務所に入りモデルの仕事をしてはみたのですが、高校を卒業する段階で「私も少しは家計を助けなくちゃ」と就職を選んだんです。芸能事務所を辞めて化粧品会社に就職し、美容部員になりました。


――23歳までは普通のOLだったわけですね。現在の事務所の先輩には元祖RQの吉岡美穂さんもいますが、オーディションではどんなことをアピールした?


藤井 私の場合は、本当に入りたいチームにしか応募しないんです。


――コスチュームや知名度で選ぶのではなく?


藤井 はい。サーキットでの活動やレースを見ていて一緒にやりたいと思うチームに応募します。そのためには企業理念とかHPを丸暗記して臨みます。応募者は並んで自己PRをするんですけど、いつも私だけちょっと違いますね。


――そういうアピールは変わっているから目立つでしょうね。


藤井 あとはハーフというのがRQでは珍しいので、気に入ってもらえる要素かもしれないです。


――グラビア活動では、最新DVDが3月に発売されています。おすすめポイントを教えてください。


藤井 今回で3枚目になりますが、初めて競泳水着を着ました。骨盤の張りが強調されているので、砂時計クビレがはっきり分かると思います。全般的にお尻推しなので、そこが見どころですね。あとは夜のベッドで寝転がるシーン。褐色の肌がライトに照らされて、ちょっと艶めかしいんじゃないかな。ただ、手ブラとかアイスを舐めるとかはないので、あんまりセクシーを期待しないでください。毎回、「こんなんで需要はあるのかなぁ」と心配してるんですから(笑)。
ふじいまりー 1994年6月10日生まれ。T163、B87・W55・H100。最新DVD『マリンブルー』はイーネット・フロンティアから発売中。ツイッター @fujimary_6