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『サンジャポ』大炎上!猪瀬直樹氏のセクハラ騒動を擁護「考え方がヤバい」

猪瀬直樹氏 
猪瀬直樹氏

6月19日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)出演者が、猪瀬直樹氏の〝セクハラ〟を続々と擁護し、番組そのものに強く批判が集まっている。

番組はこの日、日本維新の会から参議院選挙に出馬する猪瀬氏の〝セクハラ騒動〟を取り上げた。猪瀬氏は6月12日に同党の女性候補・海老沢由紀氏と街頭演説を開催したのだが、演説内で海老沢氏の肩や背中、果ては胸をも触り、この様子がSNSや動画サイトで拡散。「セクハラ」だと多くの批判が殺到したのだが、『爆笑問題』太田光はこれを「割とよく触る人だから、ちょっと誤解されちゃったのかな」と擁護し始める。

元自民党議員の杉村太蔵も、「僕の理解が間違っていたら訂正してほしいんですけどね…」とはしながら、「セクハラって、相手が嫌だなって思ったらセクハラなんです」と持論を展開。騒動後、海老沢氏が《気にしてませんでした》とツイッターにつづっていたことから、「今回、相手の方は、全くセクハラだと思っていないとおっしゃってる」「これがセクハラなのかは…僕はちょっと違うと思う」とセクハラにはならないとしたのだ。

太田はさらに、「あの瞬間だけの写真(動画)を見るとね、いかにも触って見えるけど…」と擁護を続け、杉村も「セクハラっていう定義からするとどうなんだろうなというのが僕の考え」と重ねてセクハラを否定。太田に至っては、「これからはもう、疑われることすらやんないっていうこと」とバツが悪そうに述べ、相方の田中も「チラって見ただけでも、セクハラってことになりかねないからね」と恐怖心を示したのだった。

番組の姿勢そのものにも厳しい視線が…

こうして出演者は猪瀬氏のセクハラを〝一斉擁護〟したのだが、ネット上では、

《これから参院選という中で「セクハラでしたよ」なんて女性側が言えるわけない。この考え方がそもそもヤバい》

《上下関係などで嫌だけど嫌だと言えない状況なんてザラにあるし、猪瀬の場合、第三者が見て客観的にセクハラ》

《太田や杉村みたいに認識の甘い奴がいるからセクハラはなくならない!》

《公人の公衆の面前でのああした行為の、社会的影響を考えろって話だろ》

《杉村太蔵は公衆の面前でのセクハラを容認するクズ(激怒)地上波は、TBSはこんな発言を容認するのか?》

《アホか? 部活で先生がビンタして生徒は暴力と思ってない。だから暴力でないって教育で通じる?》

などなど、猛批判の嵐。その甘過ぎる認識に怒りの声が上がった他、こぞって擁護した番組の姿勢そのものにも厳しい視線が向けられている。

「サンジャポ」といえば、Z世代やSDGs、セクシャルマイノリティー問題をよく取り上げる番組。だが出演者のセクハラ認識がこの程度では、番組で議論する意味がなくなってしまいそうだ。

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