
競馬払戻金への巨額な追徴課税に芸人が“不服申し立て”!有吉弘行の見解は?
お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃいが、6月16日に放送された『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)で、競馬の払戻金の追徴課税に対し、「東京国税不服審判所」に不服申し立てをしたことを明かした。
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じゃいは、「ただでさえ勝つのが難しい。ほとんどが回収率100%超えてない。ただでさえ難しいのに100%超えたら超えた分、下手したら超えた分以上(税金で)持っていかれるとなると…。当たったら怖いみたいな思いを、競馬ファンにはしてほしくない」と主張。「本当に、競馬界の歴史を変えたいと思っている。いま僕が動かないと、この法律自体、変わらないんじゃないかということで、なんとか力になろうかなと思っています」と熱く語った。
「じゃいは、昨年3月に競馬で6410万6465円を的中させ、大きな話題になりました。ところが、6月5日に投稿したYouTubeチャンネルでは一転、〝破産〟したことを報告。昨年の秋に税務署の職員が自宅を訪ねて来て、通帳などを持って行かれた揚げ句、『マンションを買えるぐらいの請求が来て〝破産〟した』と嘆いていたのです」(芸能記者)
番組で金額について聞かれたじゃいは、「数千万円です。年収以上。なんなら年収の倍以上」と説明。「妻から借りたのと、僕が持っているお金、あと両親から老後のために貯めていたお金を借りまして。正直、うちの両親も心が疲れて夜寝られないと言われ、そういう意味では大変申し訳ないことをした」と肩を落とした。
「納税」どころか“カツあげ”レベル
そんなじゃいに、ネット上には同情の声があふれている。《一昔前の紙馬券ならともかく、今ではPATでネット購入している人が多数派では?時代遅れの現行法に問題があると思う》動画でじゃいは、ハズレ馬券が経費にならない理由を、競馬場で無数に落ちているハズレ馬券をかき集めることができ、自分が買ったことを立証できないためだと解説。《紙馬券で買っていた頃は別として、PATとかで買う場合は収支が全部確認できるわけだから、その中で経費扱いにしてあげたらとは思うんだが…》
《この不服申し立てでひっくり返ることはないと思うけど、これをきっかけに長年問題視されている2重課税問題が是正されるといいですね》
《現行制度改正のための運動につながってほしい》
「1億円使って、1億5000万円勝ったとすると、1億5000万円に税金がかかるということで、5000万円しか勝ってなくても、丸々持っていかれてしまう状態。納税なんてもんじゃない。〝カツあげレベル〟」と怒りをにじませていた。
「じゃいは、競馬などの課税が厳しい背景には、暴力団の全盛期に、多額の現金を所有しているヤクザにカネの出どころを追及すると『競馬で当てた』などと言い逃れをしていたことも影響していると解説。それなら、ネット民の指摘通り、収支のはっきりしているネット購入の馬券については経費を認めるなどの法改正を早急にすべきです。以前も、一般人が同様のケースで経費を認めてほしいと主張して話題になりましたが、有名人のじゃいが本気で動くことで、議論に発展すればいいと思いますよ」(前出・芸能記者)
今回のじゃいの騒動について、有吉弘行は同情を示しつつ、こう突き放している。
「でも、競馬を予想することでお金もらったりしてるんだから、そこはしょうがないわな。われわれから言わせてもらうと、じゃいは勉強不足だな(笑)」
いかにも有吉らしいシニカルなコメントだが、じゃいにとっては「勉強不足」で笑い飛ばせる金額ではなかったのだろう。
今後、税務当局がどのような判断を下すのか、競馬ファンも固唾をのんで見守っている。
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