先週に引き続き、唐津の『第32回SGグランドチャンピオン』(6月21日~)について展望していきたい。
先週は地元佐賀支部の深川真二をフィーチャーしたが、今週は外来勢について。
強豪目白押しだが、その中でも推奨したいのが、前本泰和、辻栄蔵、原田幸哉、瓜生正義の4人である。特に昨年の覇者である前本の注目度は高そうだ。
辻とともに、いわばご近所の「広島支部」のエース格で、唐津水面でも度々活躍している。今年の成績自体は目立っていないが、安定感は抜群であり、グラチャンを一つのきっかけに流れを変えるかもしれない。
SGの中のSG「グラチャン」!
そして、先のボートレースオールスターで優勝を飾った原田も勢い十分。優勝戦で見せた華麗なまくり差しは「さすが原田」と言わしめるほどだった。唐津水面ではここ数年、周年記念などで結果を残せていないが、充実している今、SG連覇の期待も膨らむ。
その原田と同期の瓜生も侮れない。ご存じ昨年のグランプリ覇者であり、唐津水面でも過去に61周年と63周年記念で優勝の実績を残している。
SGの中のSGとも称される通称「グラチャン」。6日間にわたっての至高の戦いを、ご堪能あれ。