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とんねるず、やっぱり解散秒読み!? テレビも音楽業界も需要ナシの“情けねえ”現状

とんねるず
とんねるず (C)週刊実話Web

6月4日から東京・上野の森美術館で個展『木梨憲武展 Timing―瞬間の光り―』を開催中(6月26日まで)のとんねるずの木梨憲武。同個展の開催前日の3日に行われた取材の場で、石橋貴明とのコンビの活動について言及するひと幕があった。

「(コンビの)名曲があるので、これを2人並んで歌いたいな、というのは石橋キャプテンにも言っている。タイミングが来たらライブ活動もするんじゃないか」

石橋と木梨は、それぞれ事務所を設立しており、社長を務めているが、一時は石橋の事務所の「副社長」を木梨が兼任し、所属タレントとしても籍を置いていた。

「2018年3月にフジテレビ系の冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了したタイミングで、木梨が石橋の事務所を離れ、ファンクラブも解散。以降、コンビでの地上波レギュラー番組はなく、石橋はYouTubeやラジオ番組に軸足を移し、木梨はラジオ番組の他にも歌手やアート創作など、活動の場を広げています」(スポーツ紙記者)

フジテレビ新社長の決断は…

木梨が取材で言及したように、絶頂期は音楽活動も盛んで、NHK紅白歌合戦にもコンビとして1回、企画ユニット「野猿」として2回出場。『情けねえ』『嵐のマッチョマン』『ガラガラヘビがやってくる』などのヒット曲もあるが、現代では需要がないという。

「すでに全楽曲がサブスクで解禁されているが、サブスクを利用する世代はとんねるずの楽曲を知りません。音楽番組の特別企画や、音楽イベントなどのオファーがあればコンビでの活動再開のきっかけになりそうなものですが、とにかく大物なのでギャラが高くて、どこもオファーすることができないんです」(音楽業界関係者)

2020年にはコンビ結成40年を迎えたが、コロナの影響もあってイベントなどは行われず、一時は「解散説」までささやかれていた。

「フジテレビの新社長に、ディレクター時代に2人を抜てきした〝育ての親〟港浩一氏が就任することが決まっている。お情けで2人にレギュラー番組を与えるのではないかと噂されていますが、今の同局にとって、わざわざギャラだけ高くて数字を持っていない2人を起用することは難しいのではないか。音楽業界もテレビ業界も、もはや需要がない」(芸能プロ関係者)

なんとも〝情けねえ〟現状だ。

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