今開催の川崎競馬は、注目の重賞レースが続く。
まずは6月14日、競走距離1000メートル以下のレースのみで構成される、ワンターンの超短距離決戦「スーパースプリントシリーズ」の第3戦『第2回川崎スパーキングスプリント』(SⅢ)だ。
シリーズファイナルの『習志野きらっとスプリント』へ続く前哨戦であり、昨年から重賞(SⅢ)へ格上げされた。
2100メートルと同じく2コーナー付近からスタートするが、3・4コーナーを回るだけでゴール。いかにスピードを落とさず直線に入ることができるかがポイントとなる。1・2着馬の前走を調べてみると、重賞だった馬は7頭おり、成績は【1・1・0・5】。二桁着順からの巻き返しも見られ、昨年の1着馬カプリフレイバーもフジノウェーブ記念12着からの巻き返しだった。対して、条件特別戦だった馬は12頭いて、前走成績は【6・3・0・3】。前走1・2着の勢いと軽量を活かし、上位に食い込んでくるシーンが目立つ。
川崎コースの経験の有無は問わないが、とにかくスピード勝負。勝ち時計の平均は53秒2。格上げ初戦の昨年は52秒4で決着しており、これに近い持ち時計なら好勝負になる。シリーズファイナルへ向け、ここを制するのは重賞常連組か、それともニュースターか。ハイレベルなスピードバトルから目が離せない。
『関東オークス』はJRA馬が圧倒的だが…
さて、続く15日は、南関東牝馬三冠の最終戦でもあり、3歳牝馬では唯一のダートグレード競走となる『第58回関東オークス』(JpnⅡ)が開催される。
過去10年を見ると、JRA馬が9勝2着5回3着5回と圧倒的強さを誇っている。1番人気は3勝2着2回、2番人気は4勝2着2回と、18年以外はどちらかがすべて連対しており、馬券の軸から外しにくい。ただ、逆に考えればJRA馬が圧倒的優勢にもかかわらず1番人気は3勝しかしていないのも事実。経験のないナイター、さらに小回りの川崎コースに戸惑うJRA馬がいるのも確かだ。
JRA馬の1~3着独占は13年の1回のみで、残る9回は地方勢が馬券に絡んでいる。前走・東京プリンセス賞で3着以内に入った地方馬なら期待できる。
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