〝SGの中のSG〟と称される『SGグランドチャンピオン』。SGでの成績によって出場選手が決まる大会だけに、物理的にSG初出場が存在しないシリーズである。
今年の舞台はボートレース唐津で、6月21日より開催される。このシリーズの6日間について、2週にわたって展望していきたい。
主力組を列挙すると松井繁、前本泰和、深川真二、辻栄蔵、守田俊介、徳増秀樹、原田幸哉、瓜生正義、池田浩二、寺田祥、菊地孝平、中島孝平、石野貴之、毒島誠、馬場貴也、平本真之、新田雄史、篠崎元志、茅原悠紀、平高奈菜、篠崎仁志、遠藤エミ、深谷知博、丸野一樹あたり。
地元SGでの初制覇を懸けて!
その中でも地元佐賀支部の深川が、外来を迎え撃つ筆頭となる。深川といえば、2017年のダービー、そして20年のグランプリシリーズにてSG制覇。そして今回は、地元SGでの初制覇を懸けて臨むことになる。
そもそも唐津でのSG開催は、10年のチャレンジカップ以来となる。そのときに深川は出場しておらず、03年の当時のモーターボート記念(現メモリアル)以来の地元SG出場。近況、目立った活躍はないが、地元の大舞台でいやが上にも強い気持ちで臨むはずだ。
次週は外来勢について検証する。