芦田愛菜 (C)週刊実話Web
芦田愛菜 (C)週刊実話Web

芦田愛菜“国民的二刀流”の素顔!移動中の猛勉強と友達との恋バナ

5月中ごろ、女優の芦田愛菜について複数のメディアが「在籍中の私立女子高から系列大学の医学部に進学することが内定」と報じたことで、世間に驚きの声が広がっている。


2011年に放送された連続ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)に主演し、大ブレークを果たしてから11年。当時は7歳で〝天才子役〟として名をはせた「愛菜ちゃん」も、今や国民的女優に成長した。


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「芦田は現在、都内屈指の有名私立女子高に通う3年生。芸能活動を続けながら、将来の夢である病理医を目指すと公言しています。病理医とは、採取した組織や細胞を顕微鏡で観察して、病名などの診断を下す仕事。報道を見てすごいなって思いました」(テレビ局関係者)


同大学の医学部に推薦で内部進学できるのは、わずか5人程度だという。しかも、芦田の通う高校は偏差値77の超名門校で、優秀な生徒の中でもほんの一握りしか医学部に進むことはできないのだ。


「医学部志望の子たちは競争が熾烈で、勉強漬けの生活になるのが普通です。それなのに芸能活動をしながらなんて…。テストの成績でトップ5に入るのはもちろん、内申点も加味されるので、単純に成績がいいだけではなく、人格者ばかりが医学部に進んでいた記憶があります」(芦田の通う高校OG)

美容室では哲学系の本を熱心に…

19年の秋から放送されている『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)にレギュラー出演しながら、ドラマや映画にも定期的に起用されている芦田。6月17日には主演映画『メタモルフォーゼの縁側』が公開されるなど、多忙な日々を送っている。そんな中、有名私立大学の医学部に進学するほどの猛勉強は、いつ行われているのだろうか。

「テレビ局の楽屋や映画の撮影地の控室、移動の車内で勉強しているんですよ。今でも十分に仕事している印象がありますが、実際は学業が最優先。学校の試験があるときは、スタッフ側がそのスケジュールに合わせる決まりがあるんです。やっぱり頭がいいなって思うのは、打ち合わせが最小限の時間で済むところ。すべてを説明しなくても、すぐに理解してくれるのでとても助かっています」(制作会社スタッフ)


芦田が所属する芸能事務所は「彼女の意思を尊重する」としているが、仕事を続けるなら最大限のバックアップを惜しまない。おそらく今後も、女優と医学部生を両立させることが濃厚のようだ。


前代未聞の〝二刀流〟を決めた芦田の源泉は、趣味の読書にあるという。芸能誌の記者が語る。


「とにかく読書量がすごい。中学生の時点で年間300冊以上を読破しており、19年7月には自身が感銘を受けた100冊を紹介した『まなの本棚』(小学館)を発売したほど。美容室ではファッション誌などには目もくれず、持ち込んだ小説や哲学系の本を熱心に読んでいるそうです」


知的で謙虚だという母親の教えも、芦田の人格形成に強い影響を与えている。


「お母さんが彼女に徹底して教え込んでいたのは『おはよう』『ありがとう』『ごめんなさい』『お願いします』など、人として大切な言葉。芦田の幼少期には、子どもが感じた疑問に徹底的に付き合い、興味のあることには本気で向き合って、応援する姿勢を崩さなかった。基本的な教育の積み重ねが、今の芦田につながっていると思います」(芸能プロ関係者)

“恋バナ”もする普通の女子高生

芦田といえば、演技の達者ぶりから〝芦田プロ〟の異名を取るほどだが、通常の会見などでも名言を連発してきたことで知られる。

20年に公開された主演映画『星の子』のイベントでは、裏切られた際の感情について、「その人が裏切ったとかいうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだなと受け止められる」と、大人すぎるコメントを披露して話題を呼んだ。


さらに昨年のアニメ映画『岬のマヨイガ』のイベントでも、人生で迷ったときにどのような答えを出すのか、というテーマに対して「自分に人生の最終決定権があると思うと、後悔することがあるので、結果が決まっていて、自分はそこに行くための方向を選んだって思います」という名答も飛び出した。


年齢の割には、あまりに達観しすぎている芦田だが、一方で普通の女子高生のように、恋愛にも興味津々であるという。


「学校では仲のいい友達と〝恋バナ(恋の話)〟もするそうです。好きな男性のタイプは意外にも『一緒に遊んだときに〝イェーイ!〟って盛り上がってくれる人』で、そういった部分は普通の感覚ですね」(スポーツ紙記者)


今のところは仕事と勉強の両立で、恋愛をする時間などないだろう。しかも、あまりのハイスペックぶりに、同年代の男子には近寄り難い存在かもしれない。


「年初には報道陣に意中の相手を聞かれ、照れ笑いを浮かべながら『いなくてすいません』とコメントした芦田。しかし、希代の演技派女優だけに、それを鵜のみにすることはできません」(芸能ライター)


今年5月、高校生を対象にして行われた『同世代で憧れる人ランキング』で、芦田は堂々の1位に選ばれた。完璧すぎる芦田にふさわしい相手は、いつ現れるのだろうか。