8月27日と28日にわたって放送される日本テレビ系恒例の特番『24時間テレビ』のチャリティーマラソン・ランナーが、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹に決まった。
6月2日に放送された同局系『THE突破ファイル』のエンディングでサプライズ発表され、兼近は自らランナーに立候補したことを明かした。
「暗いニュースも多いふさぎ込みがちなこの時代に、お笑い芸人が頑張って走っている姿で、明るい気持ちを届けたい! ふさぎ込みがちな世の中から〝EXIT〟してやろうと考えています。任せてください!」
チャリティーマラソンは1992年から続く毎年恒例の名物企画。しかし、2018年のみやぞんはトライアスロン形式、19年は同局の水卜麻美アナウンサーら4人による駅伝で実施。20年と21年は新型コロナウイルスの影響で中止され、それぞれ募金ラン、募金リレーとして行われており、単独でのマラソン挑戦は17年のブルゾンちえみ(現・藤原史織)以来5年ぶり。コロナ明けの復活となり、大いに盛り上がりそうだが、業界関係者からは意外な反応が。
チョコプラか錦鯉・長谷川が理想
「みやぞんやブルゾンは、そのときに最も旬な芸人でしたが、EXITを含む〝お笑い第七世代〟は、すでに失速しています。子どもの人気も考えると、チョコプラ(チョコレートプラネット)の方が数字を持っている。昨年のM-1王者で50歳の錦鯉・長谷川雅紀がボロボロになって走り、中高年に夢を与えるというコンセプトでもよかった。そう考えると、兼近は中途半端なんですよね」(他局のスタッフ)
今年で45回目となる『24時間テレビ』のメインパーソナリティーは、嵐の二宮和也が中心となって活動しているユーチューブ公式チャンネル『ジャにのちゃんねる』のメンバーで、二宮、KAT-TUNの中丸雄一、Hey!Say!JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨が務める。
「メインがジャニーズ枠なのは相変わらずですが、今回はグループの垣根を越えた編成でも話題になっています。この4人で十分数字が見込めるので、ランナーはスケジュールが取りやすい兼近あたりでいいとの判断だったのかもしれませんね」(同・スタッフ)
ネットには、過去に逮捕歴のある兼近の起用を疑問視する声も上がっている。マラソン企画自体もマンネリで、毎年のように批判的な意見が噴出するだけに、兼近が〝最終ランナー〟になる可能性もありそうだ。
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