
阪神開催になって以降の6年間、堅く収まったのは2017年だけで、それ以外の5回はすべて9番人気以下が突っ込んでいる。キャリアの浅い若駒たちの争いで能力比較も難しい。波乱への心構えは不可欠だ。
★レッドベルオーブ
デビュー戦こそ2着に敗れたものの、未勝利、デイリー杯2歳Sとレコードタイムでの2連勝でここに駒を進めてきたレッドベルオーブ。前走は序盤こそ首を上げるなど折り合いを欠く場面も見られたが、途中から落ち着きを取り戻し、直線ではインを突いて抜け出した。走破タイムも含め、今回と同コースであのパフォーマンスなら、ここでも中心視が妥当。阪神開催になってからの過去6年、ディープインパクト産駒は【3・0・1・3】と好成績でもある
★ステラヴェローチェ
新馬勝ち直後に挑んだサウジアラビアRCでは、雨の中、後方から大外一気の差し切り勝ちを決めたステラヴェローチェ。これで、デビューから2連勝。今回、無敗馬が4頭エントリーしているが、重賞勝ちがあるのはこの馬だけ。さらに加えれば、前走で東京のマイルを勝っていた馬は過去6年で【4・0・2・0】。これに該当するのもこの馬しかいない。
デイリー杯“負け組”人気の盲点を狙え!
★ロードマックス
もう1頭のディープインパクト産駒ロードマックスは、前走の京王杯2歳Sがなかなかの競馬。17番枠から道中も馬群の外目を通り、直線で鋭く追い込んで2着に食い込んだ。勝った馬は内目を回っており、それでクビ差なら勝ちに等しい内容と言っていいだろう。前走で控える競馬を試した成果が出せれば、ゴール前で再度出番がありそう。
★ホウオウアマゾン
母は京都牝馬Sを勝ち、ヴィクトリアマイルでも2着の活躍馬。その血統に従うように、これまでの4戦は、すべてマイル戦で②①①②着と安定した走りを見せているホウオウアマゾン。前走のデイリー杯2歳Sは12キロ増と仕上がり途上ながら、レッドベルオーブとアタマ差の2着。今回、ひと絞りあれば巻き返しも可能だ。
★スーパーホープ
前走のデイリー杯2歳Sは3着だったスーパーホープ。走破タイムは勝ち馬と0秒2差の1分32秒6だったが、この馬も従来のレコードを0秒1上回っていた。デイリー杯4着以内からここに臨んだ馬は、過去6年で【1・2・1・10】だが、馬券に絡んだ4頭中2頭は二桁人気。負けていた組は特に人気の盲点となりがちなので、狙う価値あり。
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