競走馬にとって生涯たった一度きりの特別なレース『ダービー』。全国のダービー競走を短期間に集中させ、楽しむことができる『ダービーシリーズ』が開幕した。
5月29日の『九州ダービー栄城賞』を皮切りに、全国の地方競馬場で行われる計8鞍のダービーをシリーズ化。3歳ダートクラシック路線の頂点である7月13日の『ジャパンダートダービー』(大井)に向けて、全国の3歳馬たちが熱戦を繰り広げる。6月7日に『東海ダービー』(名古屋)が、また8日には『東京ダービー』(大井)という、重要なレースが行われる。
『第52回東海ダービー』は、名古屋クラシック路線の第二冠目。今年から弥富の名古屋競馬場での開催となり、距離も1900メートルから2000メートルへ変更となる。2019年はエムエスクイーン(愛知)が三冠、20年はニュータウンガール(笠松)が一冠目の駿蹄賞と東海ダービーの二冠、21年はトミケンシャイリ(愛知)が三冠を成し遂げた。今年からは同距離となって、『駿蹄賞』との結び付きはさらに強くなるだろう。
今年の駿蹄賞は、タニノタビト(愛知)が大差で優勝。1番人気のイイネイイネイイネ(笠松)も大差という不名誉な2着の雪辱を果たしたいはずだ。
最古の歴史を誇る東京ダービー
さて、翌日は『第68回東京ダービー』(SⅠ)が開催。1955年に創設され、ダートでは日本最古の歴史を誇るクラシックレース。今では羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービーと続く南関東三冠競走の二冠目となっている。
昨年のアロンバローズの勝ち方は、ある意味で衝撃的だった。競走馬にとって、一生に一度の東京ダービーは、基本的にはタイムが速くなり逃げ馬の成績が圧倒的に悪い。そんな中、04年のアジュディミツオー以来の逃げ切り劇を見せたのだ。
また、同じコースで行われる羽田盃との関連性は強い。今年の羽田盃は9番人気のミヤギザオウと13番人気のライアンが、ほぼ最後尾から追い込み、圧倒的1番人気の逃げ馬シャルフジンをゴール前で捕らえて、ワンツーフィニッシュを決めた。もちろん、シャルフジンも同じ轍は踏まないはず。昨年のアロンバローズのように華麗に逃げ切ることができるか、注目だ。
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