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メジャースカウトが甲子園「岩手県大会」に大注目!巨漢スラッガーVS怪物の弟

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甲子園 (C)週刊実話Web

夏の甲子園大会予選は、神奈川県が最も早い6月8日に組み合わせ抽選会を行う。各地では、その前哨戦ともいえる春季大会の真っただ中だが、注目は「岩手県」。今夏のキーワードともなりそうだ。

「大谷翔平、菊池雄星の活躍で、昨今ではメジャーリーグのスカウトも岩手県の試合会場で見掛けるようになりました。全国各地の高校野球会場でメジャースカウトを見るのも珍しいことではなくなりましたが」(アマチュア野球担当記者)

今夏、岩手県が注目される理由は、超高校級の巨漢スラッガー、花巻東の佐々木麟太郎にある。

佐々木は昨年12月に両肩を手術した。その影響もあってセンバツ大会ではノーヒットだったが、春季県大会の準々決勝では超特大アーチを放った。それも左バッターなのにレフト方向に流して。そんなケタ外れのパワーはもちろん魅力だが、岩手県には新たに対照的な新スターも誕生していた。

運動神経、野球センスではアニキより上

「大船渡高の佐々木もいいですよ」(地元メディア)

同じ「佐々木姓」でややこしいが、大船渡と聞いて、ピンときた高校野球ファンは、相当の情報通だ。同校は完全試合男、千葉ロッテの佐々木朗希の母校。そして、この「佐々木」とはその実弟・怜希で、彼も注目の逸材なのだ。

「昨秋からショートのレギュラーに定着しました。『1番』でスタメン出場することが多く、走攻守3拍子そろった選手です」(同)

身長は177センチ。アニキの190センチと比べれば明らかに小柄だが、とにかく肩が強い。そのため、こんな情報も駆け巡っている。

「連投NGなどの投球制限があるので、怜希もピッチャーの練習をしてくる」

麟太郎VS怪物の弟…。甲子園出場を懸けて両者がぶつかったら、最高のシチュエーションとなるだろう。

アニキは剛速球で中学時代から有名だった。しかし、「弟のほうが運動神経、野球センスでは上」(同)とも言われている。俊足好打、強肩。プロ野球やメジャーのスカウトも、怪物の弟に熱視線を送っている。

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