芸能人の整形告白が続々…巧妙化するカミングアウト手法で“顔が不自然”でもOK？

スーパー銭湯アイドル「純烈」の白川裕二郎と後上翔太が、5月24日に放送された『ナイツ　ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）にゲスト出演。「僕たち2人、整形してますから」とカミングアウトした。

火曜パートナーのお笑いコンビ「相席スタート」山崎ケイから美容について質問された際に飛び出した突然の告白。ヒアルロン酸をシワに打つ〝プチ整形〟だと明かした。

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「目元の近辺とかちょっと打って、ふっくらしたかわいい感じになるかなと思ったんですけど。その瞬間は“やったでしょ”と言われるぐらい変化がある。でも、3カ月で元通りになったので何の効果も残っていない」

試したのは6年ほど前で、ほうれい線や鼻の付け根、目頭などに入れたと説明。最初はテングザルみたいになり、「失敗したかな？」と思ったそうだが、現在もピーリングやレーザーで顔の毛穴をなくす施術を行っているという。

意外に多い男性芸人

翌25日放送のバラエティー番組『有吉の壁』（日本テレビ）でも、お笑いコンビ「パーパー」のあいなぷぅが整形を告白。MC有吉弘行のアシスタント・佐藤栞里が体調不良で欠席し、代打としてサポート役を務めたあいなぷぅの目元がパッチリしていることに気づいた「三四郎」の小宮浩信が、「気合い入れてアイプチね」とツッコむと、あいなぷぅ本人が目元を指しながら「整形…」とぶっちゃけたのだ。

これには一同仰天。「次長課長」の河本準一は、これからネタを披露してもあいなぷぅに食われることを懸念し、「キャラが強すぎるんだよ！」とクレームを入れていた。

「芸人は整形をカミングアウトしているパターンが多いんです。とはいえ、そのほとんどが男性芸人。有名なのはFUJIWARAの藤本敏史やバナナマンの日村勇紀、EXITのりんたろー。などで、意外にもジミー大西も整形を告白しています。彼らは整形をバラすことでネタとしても成立しますからね」（芸能記者）

モデルや女優は、ほぼ整形していると言われているが、実際にカミングアウトした芸能人は、まだまだ少数派だ。

「有村架純の姉・有村藍里は、長年のコンプレックスを解消するために整形し、告白して芸能活動を続けています。最近は、純烈のメンバーのようにヒアルロン酸の注入など、整形とは呼べないような〝美容の施術レベル〟の段階でカミングアウトし、視聴者に『私は整形を告白してますよ』とワンクッション置いて、徐々に本格的な整形を施すパターンも見受けられます。これなら、少し顔が不自然に思えても、『ああ、あの人は注射とか打ってるらしいよ』で済みますからね（笑）。手口が巧妙化していると言えそうです」（同・記者）

アラフォー、アラフィフのモデルや女優の中には、デビュー当時と明らかに容姿が違っていても、「ホントに歳とると女の顔は変わるよね」とか「バストはマッサージで育つ」などと言い訳するケースが多いが、ほとんどの視聴者は気づいている。いっそ、カミングアウトしてもらった方が、映画やドラマ作品を観る際に気にならなくなるのだが…。