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わくわく『地方競馬』情報~2022ジョッキーズチャンピオンシップ/第26回さきたま杯

『地方競馬』情報
『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

全国各地のリーディングジョッキーが一堂に会し、その年の「地方競馬ナンバーワンジョッキー」を決定する『地方競馬2022ジョッキーズチャンピオンシップ』。

5月31日に浦和競馬場でジョッキーズチャンピオンシップファイナルステージ浦和が開催される。

5月8日に佐賀で開催されたファーストステージでは、岡部誠(愛知)が36ポイントでトップに立ったが、2位村上忍(岩手・31ポイント)、3位吉村智洋(兵庫・26ポイント)、4位山口勲(佐賀・24ポイント)と上位陣は僅差で続き、逆転の可能性も十分ある。

ちなみに、開催競馬場が地元競馬場だった騎手が優勝した年は、過去16回中5回のみと勝率はそれほど高くないが、前回の2020年は新型コロナウイルスの影響で盛岡競馬場のみの開催となり、地元の村上忍が優勝している(21年は中止)。

本シリーズは、巧者がそろうため地元の利は勝敗にそこまで影響していないが、浦和競馬場は特殊なコースゆえ、地元有利は間違いないはず。今年は初出場となる秋元耕成が浦和の代表として出走中(暫定7位)。

秋元といえば、益田競馬場で3年半、上山競馬場で8カ月所属した後、浦和に移籍してきた苦労人だ。浦和競馬では、すでに19年目。益田、上山のファンの思いを乗せた秋元が、走り慣れた浦和コースで大逆転劇を見せてくれるか注目だ。

コース実績が大事なレース『さきたま杯』

さて、翌6月1日には『第26回さきたま杯』(JpnⅡ)が、同じく浦和競馬場で開催される。地方競馬ではJBCを除けば、4歳以上のレースで唯一のJpnⅡ。そして、地方馬の好走が目立つレースでもある。

過去10年を遡ると、地方馬の優勝こそ16年のソルテ(大井)のみだが、2着4頭、3着4頭と馬券に絡むことも多く、地方馬にも十分チャンスはある。

ちなみに、地方馬で3着以内に善戦している馬は、東京スプリントで好成績を残した馬か、浦和競馬で好成績を残したことがある馬に限られている。

また、どんなに実績があるJRA馬でも、浦和コースを経験したことがない馬だと苦戦を強いられることも多く、コースに実績があれば、中央、地方問わず狙ってみるのも面白い。

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