妻夫木聡主演のTBS系連続ドラマ『日曜劇場 危険なビーナス』最終回が12月13日に放送され、世帯視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。
人気作家、東野圭吾氏の同名小説が原作。失踪事件をきっかけに、主人公が巨額の遺産を巡る謎に挑むストーリーで、吉高由里子が失踪した主人公の異父弟の妻を演じた。
「第1話は14.1%で好スタートでしたが、その後、視聴率は伸びず10%台にダウン。最終回前の第9話で8.7%にまで落ち込み、心配されました。吉高は今作で、今まで以上に視聴率を気にしていたといいますから、最終回で12%を超え、何とか帳尻が合って胸をなで下ろしたでしょう」(テレビ雑誌編集者)
そこまで吉高が数字を気にしたのには、それなりの理由があったようだ。
吉高VS上野 事務所の看板女優の座をかけて…
「今クールで、同じ事務所の上野樹里が主演するフジテレビ〝月9〟ドラマ『監察医 朝顔』の続編が放送されています。吉高と上野といえば、2011年に所属事務所のタレントが総動員された東日本大震災復興支援チャリティーソングのミュージックビデオ撮影の際、どっちがいいポジションに立つかを争うなど、事務所の看板女優の座をかけてバチバチ。いまだに対立関係にあるといわれていますからね」(芸能記者)
上野のドラマは、昨年に好評だったため続編放送が即決定。しかし、今シリーズは初回の13.8%が最高で、平均では11%台にとどまっている。
「とはいえ、まだ一桁は記録していません。上野のドラマは2クールの放送なので、吉高としては、数字がダウンすることを密かに祈っているかもしれませんね」(同・記者)
脱ぐのか脱がないのかが一流女優と二流女優の境目だと言い続けている本誌としては、実績のある吉高の圧勝なのだが…。
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