ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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春ドラマ爆死はジャニーズのせい!? 未だに大量出演させ続けるテレビ局の異常な体質

「気がつけば、今期ドラマはジャニタレだらけ」と嘆くのは、フリーのキャスティングプロデューサーだ。


「主演ドラマで10本、準主演で11本、チャンネルを回せばジャニタレばかり。異常ですよ。これでは才能のある若手俳優の活動の場がなくなる。ジャニタレを出せば、そこそこの視聴率が取れるというテレビ局の妄想的ドラマ作りが、問題視されています」(同・プロデューサー)


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今期ドラマは、木村拓哉主演の『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、松岡昌宏主演の『家政夫のミタゾノ』(同系)、山田涼介主演『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(同系)、井ノ原快彦主演『特捜9』(同系)、HiHi Jets主演『全力!クリーナーズ』(朝日放送)、二宮和也主演『マイファミリー』(TBS系)、増田貴久主演『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系)、神宮寺勇太主演『受付のジョー』(日本テレビ系)、道枝駿佑主演『金田一少年の事件簿』(同系)、東山紀之主演のNHK BSプレミアム『大岡越前6』と10本。


「この他、準主演は生田斗真が〝月9〟ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)、北山宏光の『卒業タイムリミット』(NHK)など計11本。創業者のジャニー喜多川さんが亡くなって、事務所のパワーは落ちると思ったんですが、より影響力を増している。というより、起用するテレビ局が不勉強なんです」(番組制作会社プロデューサー)

要はギャラが安い!

アイドル王国のジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川氏が2019年7月に他界。2年後にはジャニー氏の実姉で〝女帝〟メリー喜多川氏も死去したことで、パワーダウンすると見られていた。

「ジャニーズの跡を継いだのが、メリーさんの娘の藤島ジュリー景子社長とタッキーこと滝沢秀明副社長。ジュリー社長はカリスマ性ゼロ。滝沢はジャニーさん仕込みでタレントを育てる能力はありますが、テレビ局側へのパイプが弱い。一時はどうなるかと思いましたよ。ジャニタレの大量起用は、テレビ局が事務所に忖度していると見られていますが、昔と違ってそれはあり得ない。近年、デビューしたジャニタレのグループはテレビではなく、ネットで活躍している。ジャニーズも以前と違って、ギャラについてあまり固執しない。要は安く使えるんです」(某民放編成局員)


とはいえ、視聴率では概ね苦戦を強いられている。木村主演『未来への10カウント』ですら視聴率10%前後とパッとしない。


「ジャニタレの主演ドラマで常時二桁台をキープしているのは、二宮主演の『マイファミリー』だけ。〝安かろうマズかろう〟では視聴者離れする一方ですよ」(同・局員)


テレビ局のジャニーズ頼りは、もはや限界だ。