元『欅坂46』の平手友梨奈に対し、「何の需要があるの?」と、その存在を不思議がる音楽関係者は多い。彼女は去る12月9日、音楽特番『2020 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)に出演。ソロ曲『ダンスの理由』を初披露した。
「彼女は一から制作に携わったそうです。男性のバックダンサーを従える中、『圧倒的なパフォーマンスを披露した』と御用サイトなどは絶賛。その評価はさまざまあるにしても、確かにダンスは上位であることは確か」(アイドル誌ライター)
スポーツ紙と各ちょうちんサイトは、平手のことをモデル、女優、歌手、ダンサーと、多彩な肩書をつけて紹介していた。それほど多才ということなのだろう。
「そこが気になったところです。元欅坂のセンターですから、歌とダンスは上級。でも、モデルや女優とするほどの出番はありません。曲は全く作れないようです。声は特に良いわけではなく、低音部ばかりを使う。つまり彼女のウリは〝ダンスのみ〟ってことになります」(同・ライター)
平手友梨奈は「二度と会えないぐらいの天才」!?
ソロになったものの、平手のプロデュースは秋元康氏。秋元氏と親交があるバンド『RADWIMPS』の野田洋次郎は、秋元氏から平手のことを聞かされ「二度と会えないぐらいの天才」と言われたのだという。
「平手天才論は、いろいろなところで取り上げられています。とはいえ音楽関係者の間では、どうもピンとこないという声も多いのです。欅坂在籍時も天才ということでフィーチャーされ、彼女は浮いてしまい卒業。欅坂自体も出直しで『櫻坂46』に改名しました。ベタ褒めの素質というのが、いまひとつ見えないのです」(音楽業界関係者)
平手は2017年、欅坂のメンバーとして『紅白歌合戦』に出演。本番中、過呼吸になり失神。18年はケガで紅白欠場。19年、満を持して再び紅白に登場し、また失神。これはさすがに非難を浴びた。
「『体調万全ではないのに出るな』『プロ意識が低い』『ヤラセか』などのバッシングの嵐でした。今年1月、突然欅坂を脱退。その理由さえ分かりませんでした」(同・関係者)
いつもブスッとしてかわいげない平手。それが彼女の魅力でもあるのだから、われわれの方こそ感性を研ぎ澄まして対峙すべきなのだろう。
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