歌舞伎俳優の市川海老蔵が、5月22日に東京スカイツリー開業10周年記念式典に出席。高さ634メートルの頂上で、パフォーマンスを披露した。
柿色の裃(かみしも)を身にまとった海老蔵は、「世界の平和、コロナの収束、さまざまな困難に立ち向かう方々の災いを払う願いを込めまして、武蔵の地、634メートルより、日本津々浦々に至るまで、市川家の家の芸、にらみをご覧いただきます」と口上を述べ、にらみを披露したのだ。
「この〝にらみ〟は、成田屋に縁のある俳優のみ演じることができ、観客はそれを見ることで1年間無病息災で過ごせるとされています。口上の通り、コロナやウクライナ情勢を反映したパフォーマンスでした」(芸能記者)
「デカいブーメラン投げてるなぁ」
海老蔵ファンからは、称賛のコメントが寄せられている。
《やっぱり海老蔵は華があるね。何か新しい事をやろうという気概を感じる》
《にらみと口上よかった。さすが海老蔵さんですね。感動しました》
《さすが歌舞伎役者ですね。さまになってたな~》
一方、ネット民は辛辣だ。
《災いの発信源はまさに自分自身じゃんw デカいブーメラン投げてるなぁ》
《ありがとうございます。ご自身こそどうぞご自愛ください。こちらはもう間に合ってますんでw》
《もうこの人がどんな伝統芸能やっても、なにも心に響かない。なんかちぐはぐで滑稽な感じがしてしまう》
《なんだろなー、ありがたみをまったく感じないんだよね。本当にこれでコロナ収束するとか全然思えないわ~w》
《このパフォーマンスはどういう経緯で実行されたのか、ツリー側の真意を問いたい。必然性を全く感じられないんだけど》
最近の海老蔵は、義理の姉にあたるタレントの小林麻耶(國光真耶に改名)から〝裏の顔〟を暴露され、『女性セブン』にも複数の女性との〝パパ活疑惑〟や〝謎の呪術師〟に依存しているなどと報じられるなど、イメージダウンが著しい。
「ここまでスキャンダルが噴出すると、『ありがたみを感じない』という人がいても仕方ない。自分の周りのトラブルも解決できない人物に、世界平和やコロナ収束を祈願されてもねえ…」(ネットライター)
海老蔵は、13代目市川團十郎白猿を襲名予定で、年内にも襲名披露公演に踏み切るというが、世間の評価がこんな状態で大丈夫なのか。
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