複数の女優に対する〝性加害疑惑〟を報じられた映画監督の園子温氏が、最初にスクープ記事を掲載した『週刊女性』の発行元である「主婦と生活社」を5月18日に提訴した。
翌19日に自身の制作会社「シオンプロダクション」の公式HPに直筆署名入りの文書を掲載した園監督は、冒頭で一連の騒動を謝罪。その上で、《2022年4月5日発売号の週刊女性の記事の内容は事実と異なる点が多々ございます。また、翌週の4月12日発売号の記事の内容も同様です》と指摘し、損害の賠償と謝罪広告、インターネット上の記事の削除を求めている。
同文書には、《この裁判の中で、記事の内容が事実でないことを明らかにして参りたいと考えております》との一文もあり、強気な態度を見せているのだ。
「主婦と生活社は『事実確認中』としてノーコメントですが、当然、複数の〝被害女性〟から取材しているはずですから、法廷で徹底抗戦するでしょう。直接、〝被害女性〟を証言に立たせるかもしれない」(芸能記者)
監督作品のヒロインたちにも飛び火
園監督側も必死だ。このままでは、海外でも高く評価されている映画監督としての仕事が続けられなくなる可能性もあるからだ。
「来年放送予定のWOWOWドラマは、ほとんど撮り終えているそうですからね。不倫騒動で事務所を退所した東出昌大主演の注目作で、彼の本格復帰にもかかわってきます」(同・記者)
他にも、園監督の疑惑は各方面に飛び火しているという。
「園監督の映画『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢され、ヌードにも挑戦した清野菜名、これまでの園監督作品でヒロインを務めた満島ひかりや池田エライザなども『監督と何かあったんじゃないか?』といった〝風評被害〟に悩まされています。園監督の疑惑が報じられた後に大手芸能プロダクションに移籍した清野に至っては『こうした噂を封じ込めるためではないか』とのうがった見方まで出ていますからね。園監督としては、こうした〝二次被害〟への対処の意味でも、『週刊女性』さんを訴える以外になかったのではないか」(同・記者)
万が一、『週刊女性』の取材を受けた女優が一人でも出廷し、被害状況を証言すれば、園監督は致命傷を負う。こうしたことを回避するため、疑惑をかけられた側は「法的手段を取る」と言いながら、うやむやにするのが普通だが、園監督にはスルーできない事情がありすぎたようだ。
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