暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和氏が、今夏の参院選に出馬するかもしれない。

「以前からガーシーをバックアップしているNHK党の立花孝志党首が、彼を立候補させるべく本格的に動き始めたのです。先ごろアップした立花党首の動画では、ガーシーが起こした詐欺事件の被害者への弁済窓口となった弁護士と共演し、『なかなか逮捕されない』『日本に帰国できる』など、立候補するメリットを力説。おまけに、党首の座を『ガーシーに明け渡してもいい』とまで表明し、熱烈なラブコールを送っています」（スポーツ紙記者）

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これに対し、東谷氏も5月15日の生配信で言及。現在、出馬の可能性は2割から3割とした上で、「このままだといつまでもアンダーグラウンド」「もっと力がほしい」「帰国して母親に謝りたい」などと心が揺れ動いていることも明かしている。

「ただし、当選しても、今までのような物言いや女遊びをやめるつもりはないと公言。さらに、仮に当選してもすぐに議員辞職する可能性もあるとほのめかしています」（前出・スポーツ紙記者）

永田町関係者も注目

次の参院選には、元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏、お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士氏、作家の乙武洋匡氏といったタレント候補が続々と出馬を表明。いずれも高い得票率が見込まれているが…。

「東谷氏が出馬したら、確実に注目候補の1人になる。これまでスルーしていたメディアも取材に行かざるを得ないし、彼が取材を受けた場合、出馬に至った経緯を説明するため、暴露した芸能人のスキャンダルにも触れることになるはずだ。立花さんを見る限り、政見放送でもやりたい放題だろうから、別の意味で〝台風の目〟になりますよ」（永田町関係者）

自身に対するバッシング報道やアンチの攻撃に、一度は心が折れかけ、YouTube引退もほのめかしていた東谷氏だが、スキャンダルを暴露した綾野剛の事務所からの反撃で覚醒。未成年の頃に綾野の相手をしたという元NMB48のメンバー・松岡知穂を動画に出演させ、本人の口から〝被害実態〟を語らせるなど、全面戦争を展開している。

今後、女性アイドルたちのスキャンダルも暴露するという東谷氏のチャンネル登録者数は122万人。このすべてが票に結びつくわけではないが、本当に出馬すれば、そこそこ善戦はしそうな勢いだ。