タレントの壇蜜が、曜日アシスタントを務める文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の5月18日放送回で、自身が〝キラキラネーム〟だと自虐し、その苦悩を明かした。
壇蜜の本名は斎藤支静加(しずか)。いわゆる「当て字」系で、キラキラネームとまでは言えない名前だが、本人は「私、キラキラネームなんで苦労してますよ」とボヤいたのだ。
「漢字で書ける人がほとんどいないので、電話での説明もめんどくさいし、大体診察券間違ってるし、旧字体は出てきませんって言われるし。これ、本当に苦労するから、よく考えた方がいいと思います。(名前は)プレゼントですよ、1番最初の」
そもそも、この話題になったのは、17日に法務省「法制審議会」の戸籍法部会が、「戸籍の氏名に新たにつける読み仮名」に関する中間試案を取りまとめ、キラキラネームをどこまで認めるかについて〝基準案〟を示したことが発端。それを番組内で取り上げ、壇蜜の発言につながった。
頼音、匠音、宝冠、澄海、心羽、甲子園
法務省の担当者は、仮定の事例として「光宙(ぴかちゅう)」「大空(すかい)」は字の意味と関連があるとしており、認められるだろうとの見解を示しているそうだ。
「一方、『高』と書いて、逆の意味の〝ひくし〟と読ませたり、『山田太郎』と書いて〝てつわんあとむ〟と読ませるなど、字の意味とは無関係の読み仮名は認められない可能性があるとしています」(ネットライター)
では、「山田太郎」を、人気野球漫画の主人公〝ドカベン〟と読むことは認められるのか。
「担当者は『直ちに結論が出ない』とした上で、『一概に音訓読みできないからと認めないというわけではない。山田太郎と書いてドカベンを連想される方もいるので、どちらの結論もありえる』と〝グレー判定〟だそうです」(同・ライター)
壇蜜のように、本人がキラキラネームというケースは稀だが、芸能人が自分の子どもに特殊な名前をつける事例は多いという。
「辻希美・杉浦太陽夫妻の希空(のあ)ちゃん、青空(せいあ)くん、昊空(そら)くん、幸空(こあ)くんを筆頭に、ダイアモンド☆ユカイは双子の名前が頼音(らいおん)くんと匠音(しょーん)くん。的場浩司はキラキラネームの王道とも言える宝冠(てぃあら)ちゃん、土屋アンナは澄海(すかい)くんと心羽(しんば)くん、熱狂的な阪神ファンとして知られるダンカンは甲子園と虎太郎と名付けています」(芸能記者)
明石家さんまの娘のIMALUも、キラキラネームのはしりと言えるかもしれない。壇蜜が嘆いているように、親の自己満足で名付けると、あとあと本人が苦労するというのは肝に銘じておきたい。
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