社会

「誤送金」使い込みで逮捕の田口翔容疑者、子どもの頃から夢見ていた“一発逆転”の人生

(画像)Krakenimages.com / shutterstock

山口県阿武町で、新型コロナの給付金4630万円が誤って1人の男に送金された問題で、返金に応じていなかった田口翔容疑者(24)を、5月18日に山口県警が「電子計算機使用詐欺」の疑いで逮捕した。

「今回、逮捕に至った容疑は、4月12日に町から誤送金された金と知りながら、決済代行業者の口座に400万円を振り替え、不法な利益を得た疑いです。田口容疑者は、4月8日から18日にかけて34回にわたって出金し、『オンラインカジノで使い切った』などと容疑を認めている」(社会部記者)

逮捕の直前には、複数のマスコミが田口容疑者の小学校時代の卒業文集を入手。「もし地球最後の日が来たら…」という質問に、田口容疑者が「持ち金を使い果たす」と書いていたことを報じていた。

返済もギャンブルで!?

これには、ネット民もドン引きだ。

《4630万の24歳男、小学校の卒アルに、「もし地球最後の日が来たら・・・」「持ち金を使いはたす」ダメだこりゃ…。やばい人に誤送金しちゃったね》

《ギャンブルならこの程度の金は一瞬で溶けるわな。ほんと税金をなんだと思ってるんだ》

《冷静に考えたら地球最後の日にはもはや持ち金の貨幣価値はなくなってるだろ。小学生らしい発想だなw》

《マジでネットカジノに使ったのかな。弁護士の入れ知恵で実は隠し持ってる気がするんだけど…》

他にも卒業文集には、「もしも、タイムマシンがあったなら」と言う質問に「ロト6のばんごうをみらいにみにいく」、将来の夢については「造へい局の、しょくいん」と記すなど、田口容疑者は子どもの頃から金への強い執着を見せていた。

「小学生時代から『頑張って働いてお金持ちになる』という発想ではなく、不労所得を狙っているところが凄い。造幣局の職員というのも、刷ったカネを持ち逃げできると考えていたのかもしれません」(ネットライター)

田口容疑者の弁護士によると、「お金を使ってしまったことは大変申し訳なく思っている。少しずつでも返していきたい」と話しているようだが、事件前は建設現場やホームセンターで働いていたとされ、返済能力にも疑問符がつく。

「事件前からギャンブル漬けだったそうですから、返済もギャンブルで勝って返せると思っているのかもしれませんね」(同・ライター)

国民の怒りは、すでに限界を超えている。

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