5月11日に急逝した「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)。14日に葬儀を終え、妻の広川ひかるやダチョウのメンバー、「竜兵会」の後輩芸人たちがコメントを発表したが、惜しむ声はいまだにやまない。
葬儀の当日、MBSラジオ『ヤングタウン土曜日』では、明石家さんまがこう語った。
「われわれ、お笑いの人間にとって受け止められないことが起こった。でも受け止めてあげなきゃ、竜兵がかわいそうやしな。本当に好きな芸人、好きな後輩が、一番嫌いな死に方をしたからね。ちょっとね、腹が立っているというのが事実です」
上沼恵美子「なんでこんなことになるんだろう」
15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウンの松本人志が「深い付き合いではないけど、長い付き合いだった」と振り返り、「要所要所で、うちの番組に来て盛り上げてくれて…」と40年近く、一緒に仕事した仲間として感謝。言葉を継ごうとするも、「ちょっとごめんなさい…」と涙をこらえるシーンもあった。
「上島さんは、リアクション芸の盟友・出川哲朗とともに年末恒例の『笑ってはいけない』シリーズに出演していましたからね。松本は、コンプライアンスの厳格化によって、上島さんたちのような芸人が犠牲になっていると訴え、熱湯風呂や熱々おでんといった芸が、誰かに悪影響を与えるとは思えないと発言。〝痛みを伴う笑い〟を目の敵にするBPOにも苦言を呈していた」(芸能記者)
同日、ザ・ドリフターズの加藤茶もブログを更新。葬儀に参列したことを報告している。
《昨日、上島竜兵君の葬儀に行ってきました。肥後さん、ジモンさん、竜兵会のメンバー全員に見守られ天国に旅立ちました。僕達にとっても、上島竜兵君は大きな存在でした。竜兵君 ありがとう》
16日には、上沼恵美子がABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』で追悼。「なんでこんなことになるんだろう。この10年間、芸能人の死去のニュースはあったけど、こんなショックなことはないわ…」と切り出した。
自身の誕生日が近づくと「小さなブーケとかを持ってきてくれた」というエピソードも明かし、「タレントは自分が商品やからね。あんな繊細な心の持ち主は、しんどいかもしれないね」と、上島さんの心に寄り添っていた。
上島さんを慕う芸人の集まり「竜兵会」の中心的な存在で、公私ともに付き合いが深かった有吉弘行は、ラジオで「しつこいくらい、古典落語になるくらい話すこともある」と回想。「まだまだ言いたいことありますよ。まだまだ感謝伝えきれないこともいっぱいありますし、まだまだ上島さんのことを忘れずに、いろいろと、うだうだとお話していこうと思います」と宣言した。
誰からも愛された優しい上島さんの人柄が、彼らのコメントの一つひとつに表れている。
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