「NHKの今後の方針は、ずばり〝イケメン推し〟政策といっても過言ではありません。まだ売れていない芸能プロの新人男性タレントをこれでもかと集めるドラマ制作を心がけています」(事情通)
そんな事情の中、垣間見えてくるのが5月11日に行われた大河ドラマの制作発表。2024年に、女優の吉高由里子が主演する『光る君へ』がOAされるという。同作は平安時代に『源氏物語』を書き上げた紫式部の生涯を描いていくという。大河として平安中期を題材にしたのは1976年に放送された加藤剛主演の第14作『風と雲と虹と』に次ぐ作品だ。
「吉高は紫式部こと〝まひろ〟を演じます。2014年に朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを務めた10年後に、大河ドラマの主演に抜擢。その演技が注目されています。しかし、それ以上に業界関係者の話題を集めているのが、ドラマを彩るイケメン俳優の面々です。ジャニーズ系のタレントが一斉に出演するというんです。現在、『Kis-My-Ft2』や『なにわ男子』など、あまたの若手タレントの出演が取り沙汰されています」(同)
経費削減のロマンス大河
ちなみに今回の『光る君へ』だが、裏テーマは〝官能とバイオレンス〟。大河ドラマ史上、類を見ないエロ路線にチャレンジするという。
「R-15ギリギリとの声も囁かれています。おそらく、寸止めの連続ですね(笑)」(テレビ関係者)
もっとも、往年の大河ファンからは、『光る君へ』の放送に対し、想像以上の厳しい声が噴出している。
「合戦シーンのない大河なんて絶対に視聴率が取れない。NHKの編成戦略が理解できません」(同)
それにしてもなぜ、NHKは批判覚悟で『光る君へ』を選択したのか?
「ここだけの話、すべては経費削減のため。合戦シーンがなければ全話50話分で10億から20億円のカットになるんです。これは大きい話ですよ」(事情通)
成功の鍵を握るのは、吉高の〝フル露出〟か。
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