(画像)Cookie Studio / shutterstock
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『かかと落とし』で女性を殺害…日々“酒飲み暴れる”近隣住人が語る男の素顔とは

「プロレス技、それも弱った相手に最後の決め手として繰り出す『かかと落とし』で女性を殺めるなんて、近頃聞いたこともないよ」


と近所に住む人たちを驚愕させる事件が起きたのは、ゴールデンウイーク中の5月5日未明、千葉県東金市の閑静な住宅街だった。


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「5日の明け方、JR東金駅から約1キロ離れた交番に60(歳)絡みの女性が『男が女性を殴った』と助けを求めてきました。


警察官がアパートに駆けつけると、60代の被害女性A子さんが倒れていた。意識はあるものの、会話はできない状態で、病院へ搬送しましたが、間もなく死亡。アパートにいた男に話を聞くと、A子さんと(通報した)B子と3人で酒を飲んでいたところ口論になり、座っていたA子さんに何度も『かかと落とし』をしたと話したので、傷害容疑で逮捕しました」(捜査関係者)

気に食わないと怒声上げ殴る…

逮捕されたのは、無職の並木正容疑者(52)。被害女性が亡くなったので、容疑は傷害致死に切り替わった。並木容疑者は身長190センチぐらいでガタイもよく、態度が威圧的なため近所ではトラブルが多く、迷惑行為で警察が来ることもあった。

「A子は夫をガンで亡くし、金がなくて知り合いのB子を頼って東金に来た。その後、放浪していたところをボランティアの世話で現在のアパートに住み、生活保護で暮らしていたようです」(事情を知る近所住民)


A子さんが、B子さんの飲み仲間だった並木容疑者も交え飲み会をやるようになったのは、昨年の夏から。


「3人とも酒好きで、週に2~3回飲んで騒いでいた。並木容疑者は気に食わないことがあると、怒声を上げ、モノを殴ったり投げたりするのでいつか何か起きると思ってました」(別の住民)


酒の上のトラブルとはいえ、取り返しのつかない結末となってしまった。