上島竜兵さん (C)週刊実話Web
上島竜兵さん (C)週刊実話Web

上島竜兵さん葬儀後に“身内”のコメント続々…1人だけ対照的だった劇団ひとり

5月11日に急逝した上島竜兵さん(享年61)が所属したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーが、14日の葬儀後にコメントを発表した。


リーダーの肥後克広は《何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んでください。『それ違うだろ!』『ヘタクソ!』『笑えないんだよ!』と地面でも蹴ってください。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で純烈のオーディションを受けます。ヤーッ! どんな悲しいことがあってもみんなでクルリンパ!》と、芸人らしい言葉で追悼。


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寺門ジモンは《苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました‼️ 本当にありがとう‼️ 竜ちゃんがいたから僕はあります! 大好きなお酒を今も飲んでいるんじゃないかな? これからもダチョウ2人のそばで見守ってください! ずっと忘れないよ! ずっと一緒だよ!》と感謝の思いをつづっている。


上島さんの妻で、同じ事務所に所属するものまねタレントの広川ひかるも16日に《これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑って たくさん思い出話をしてほしいです》とのコメントを発表している。


本当は一番ツラいはずの3人が、あえて葬儀で明るく振る舞っていたと、有吉弘行がラジオで明かしていたが、それがコメントにも表れている。

芸人ならではの追悼も

有吉と同じ「竜兵会」のメンバーだった土田晃之は、ラジオで次のように話した。

「皆さんもご存知のとおり、僕のボスが死んじゃいましてね。(中略)僕らの関係性って、すごく不思議だなと思ってて。普通の仕事の人だと、なかなかこういう関係性はないんだろうなと思ってて。特殊な仕事だということもあると思うんですけど、事務所の先輩・後輩って言われるんですけど、最初はそれだけの関係だったんですけど、今はそれだけじゃなく、僕にとって友達だし、恩人だし、親友だしね。あと兄貴だし、親なんで、本当に単純にもう家族なんですよね」


土田は最後に、「上島竜兵ってね、やさしい男がいたんでね、皆さん忘れないでいてください」と締めくくった。


対照的だったのは、同じく「竜兵会」のメンバー・劇団ひとりだ。やはりラジオで「どこから話せばいいのか…」と神妙な口調で切り出し、「まだ笑い話にはできない。でもいつかは、笑い話にできるように腕を磨いていくっていうのが、芸人としての一つの課題なのかなという感じがしてる」と前置きした上で、全く別の話題を話し始め、上島さんの話題には触れなかったのだ。


葬儀まで沈黙を貫いた〝身内〟の思いは、天国の上島さんに届いているはずだ。