お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、5月15日に更新した音声プラットフォームのVoicy（ボイシー）で、「婚姻届を勝手に出されたんです」と明かし、話題になっている。

「きのう（13日）の夜中、郵便受けを開けたら、数日前に届いていた区役所さんからの『婚姻届を受理できません』というお知らせがあって。そもそも受理できませんもなにも、結婚願望もなければ、もちろん婚姻届は出してないけど」

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このため、区役所に出向いて丸一日、対応に終われたことを告白したのだ。

「区役所の職員が気付き、大事には至らなかったようですが、一般人は気づかれず、そのまま勝手に籍を入れられているケースも多いと西野は警鐘を鳴らしています」（スポーツ紙記者）

自宅で監禁されたアイドルも

なんと、西野は婚姻届を出した相手も特定。自身のイベントの参加者で「見たことがある」人物だったという。15日に配信したYouTubeチャンネル『毎週キングコング』では、相手が還暦すぎの女性だったため、今後の対応に苦慮しているとも明かしている。

https://www.youtube.com/watch?v=-KlYg6OB_Mg

「いやこれ辛いっすね…若いユーチューバーを訴えるのは、なんのためらいもなかったんですけどね」

さらに、なぜ住所を特定されたかについては、ある芸人たちの名前を挙げている。

「昨年、宮迫博之と極楽とんぼの山本圭壱に、自宅に突撃されるYouTube動画を撮影され、そのときの映像から自宅を割り出されたと主張。『2人に死ぬほど謝ってもらう』と笑っていましたね」（前出・スポーツ紙記者）

実は、こうしたケースは過去にもある。有名女優が同様の被害に遭ったというのだ。

「南野陽子ですよ。彼女も熱狂的なファンに勝手に婚姻届を出されたことがあるんです。南野はしばらく気付かず、パスポート取得の際に、戸籍を取り寄せて初めて発覚したそうだ。最近は、SNSなどにアップした写真で自宅を特定されるケースもあり、各事務所も警戒を強めている」（芸能プロ関係者）

吉永小百合や山口百恵、岡田奈々などは、ストーカーと化した熱狂的なファンから自宅を襲撃されている。

「特に岡田奈々は朝まで監禁され、ケガまで負わされた。勝手に婚姻届を出されるのも迷惑な話だが、ここまで最悪のケースもあるのだから、芸能人はたまったもんじゃない」（同・関係者）

〝有名税〟では済まされない深刻な問題だ。