スポーツ

大坂なおみ、混合ダブルス初出場へ…相棒は!? 日本の男女エースの競演なるか?

大坂なおみ
(画像)Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com

「X」は、誰だ?――女子テニスの元世界ランキング1位、大坂なおみが、6月27日に開幕するウィンブルドン選手権の混合ダブルスに出場すると宣言した。

この発言が出たのは、マドリード・オープンのシングルス2回戦に敗れた直後の5月1日。大坂は左足を痛めているとの情報もあり、また、同大会は苦手のクレーコートだった。

「プロ選手としての活動を再開させたものの、好不調の波が大きく、当分は苦手のクレーコートでの出場も続けるようです。現在イタリア国際も欠場し、22日から始まる全仏オープンに向け治療に専念、準備している最中での混合ダブルスでの出場発言とは、予想外でした」(専門誌記者)

これまで大坂は、ダブルスでの試合出場はほとんどない。まして、混合ともなれば、公式戦では初。気になるパートナーは未公表だが、「一緒にプレーする選手を失望させたくないし、お荷物にならないように」と、楽しそうに話していた。

「ダブルスのパートナーは、選手が探すこともあれば、コーチや契約メーカーが推薦するケースもあります。しかも、現在所属しているIGMを離れて、自身のマネジメント会社『Evolve(イボルブ)』を立ち上げたと報道が出たばかりの彼女。これまでタブルスには積極的ではなかったので、見当もつきません」(同・記者)

パートナー選びに憶測が飛び交う

気になるパートナーだが、現時点で「〝X〟は錦織圭では?」という予想のほか、オーストラリアのN・キリオスや、元世界ランク1位のA・マレーの声も聞かれる。錦織なら同じ企業から出資を受けていた時期もあり、日本人同士ということで息も合うはず。また、日本のトップ同士のコンビ結成となれば注目度も高まり、普段テニスを見ない人にも影響を与えそうだ。

「いや、錦織は世界ランキングで84位(5月16日時点)まで落ち、予選から出場しなければならない大会もあり、不慣れな混合ダブルスの練習に時間を割く余裕もないのでは。2人ともお互いへの関心もないらしく…」(関係者)

大坂は失敗が続くとションボリしてしまう。感情の起伏が激しい選手のパートナーを務めるのは大変そうだが、失敗を経験した者同士、息が合うのでは?

ともあれ、精力的に試合をこなそうとしている大坂。完全復活も近いかもしれない。

あわせて読みたい