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松本人志の上島竜兵さん追悼が物議…“過去発言”との矛盾に疑問殺到!

松本人志、上島竜兵さん
松本人志、上島竜兵さん (C)週刊実話Web

急逝した『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵さんについて、『ダウンタウン』の松本人志が5月15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で口を開いた。しかし、その発言に対し、人々からは疑問の声が噴出している。

松本は上島さんとの思い出を語る中で声を震わせ、途中には「ちょっと、岩井に振ってくれる?」とゲストの『ハライチ』岩井勇気に話を向けるほど言葉に詰まる場面も。同世代芸人の急逝に、込み上げる思いがあることをうかがわせた。

気持ちを落ち着かせてからは、「理由は1つじゃないんでしょうけど…」としながら、自殺とみられている上島さんの心境を推測。先日、BPOが「痛みを伴う笑い」の改善を提言したことにちなみ、「『ダチョウ倶楽部』の芸とかお笑いがテレビではやりづらくなってて。そういう思いとかジレンマとか…」と苦言を呈した。

さらには、「あの芸が有害なんてちっとも思わない」「それだけが理由とは思わないですけど、BPOさんどうお考えですかねってちょっと思いますね」とチクリ。上島さんの自殺理由に、BPOが関係していると持論を展開した。

だが、これに対する世間の受け止めは冷ややかだ。ネット上には、

《遺書公開もしてないのに何かのせいにする松本は論外》

《自殺の原因の推測って邪推にしかなんないしこんなネット掲示板ならまだしも公共の場で軽々しく言っていいもんではない》

《ダチョウのネタって有害だからBPOに目付けられたんじゃなくてコロナ禍で難しいからやりにくくなっただけなんじゃないの???》

《自分が批判したいものに上島の死を利用してるようにしか見えへん》

《仲間の自殺を自分の主張を通す道具に使ってるように見られるから、今回のコメントは大失敗なのでは?》

《今回の件に触れた奴の中で最低なのが松本なのだけは事実》

などと、苦言や疑問が並んだ。

たけしやさんまとは逆をいく松本

また、以前からの持論を引き合いに、

《自殺したら負けはこういうときこそ言ってほしかった》

《いつも散々死んだら負け言うてる男が世間と芸能界の反応見て日和りまくり》

《今まで傷つけられた自殺者の遺族に顔向けできんわ》

《身内の芸人が自殺したときは死んだら負けとは言わないのな》

《「死んだら負け」がどれほど酷い言葉だったか自覚できたらええな まぁ無理だろうけど》

などといった厳しい指摘も相次いでいる。

「2018年10月、『ワイドナショー』はご当地アイドルのメンバーが、パワハラや過酷な労働環境を苦に16歳の若さで自殺した件を取り扱いました。これに当時の松本は、『自殺者が出てこういうニュースを扱うときに、なかなか亡くなった人を責めづらい』とコメント。『ついついかばってしまいがちなんだけど、僕はやっぱり〝死んだら負けや〟っていうことをもっとみんなが言わないと。死んだらみんながかばってくれるっていうこの風潮がすごく嫌なんです』と続け、16歳の若き命に鞭を打ったのです。この発言は賛否を呼びましたが、3日後にはツイッターで『自殺する子供をひとりでも減らすため【死んだら負け】をオレは言い続けるよ』と重ねて主張。にもかかわらず、同業者の上島さんはかばったのですから、矛盾を指摘されるのも当然です」(芸能記者)

ビートたけしは「芸人は笑っていくのが理想」と、明石家さんまは「一番嫌いな死に方をした」「ちょっとね、腹が立っている」と述べた上島さんの死。『爆笑問題』太田も「芸人は先に死んだヤツは負け」と評しているが、松本だけは逆をいったようだ。

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