ランボルギーニ (C)週刊実話Web
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値上げラッシュは心配無用!富裕層向け“ドライビングコース”が大盛況

ロールス・ロイス、フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレーなど超高級車の輸入を手掛ける「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」が、会員制ドライビングクラブ『THE MAGARIGAWA CLUB』(千葉県南房総市)の来春開業に先駆け、コースに隣接した宿泊施設の第1次販売を入札方式で実施。全5戸を即日完売したと4月22日に発表した。


【関連】ロシア制裁が中古車市場に冷水…平均落札価格“2割下落”の異常事態 ほかこの会員制ドライビングクラブは、都心や羽田空港、成田空港から車で約1時間の好立地に、全長3.5キロの本格的ドライビングコースを有し、車を購入したオーナーが自らの愛車でコースを攻めたり、次に乗り換える車の試乗をしたりできる。

いくら高価格でも利用する

また、クラブハウスにはレストランやバーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉などを備える予定で、今回はその宿泊施設が即日完売したというわけだ。

「アジア初のプライベート感覚のドライビングクラブである『THE MAGARIGAWA CLUB』は、国内のみならず海外の富裕層からも注目されており、すでに会員権も2021年の募集枠は完売。22年前期の募集枠(2990万円)もほぼ完売と聞きます」(モータジャーナリスト)


通常、このような高額会員権は、投資対象として購入されることが多いが、同クラブの場合は本当に利用したい人たちが購入している傾向が高いという。


「やはり高性能な車を手に入れたら、そのポテンシャルに触れてみたいというのが、オーナーの本音ではないでしょうか」(同)


「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」が扱う車種の価格帯は、3000~5000万円台が最も多い。マンションを買えるほど高価な車で、ドライビングコースを走り倒す。そんな富裕層にとって昨今の値上げラッシュは、痛くも痒くもないのだろう。