毎年好評の世代別牝馬重賞シリーズ『グランダムジャパン2022』シリーズの3歳シーズンも、残すところあと3戦。
最終決戦となる『関東オークス』(川崎・6月15日・JpnⅡ)へ向け、5月12日に園田で行われる『第60回のじぎく賞』に続き、15日に水沢で『第22回留守杯日高賞』が開催される。
「留守杯日高賞」は、グランダムジャパン対象レースであると同時に、岩手競馬牝馬三冠競走の第一冠目となる。二冠目『ひまわり賞』、三冠目『OROオータムティアラ』は岩手限定戦となり、全国に門戸が開かれているのは、当レースだけとなる。
このレースでの注目ワードは『北日本』。地方全国交流競走だが、北日本で行われるとあって地元岩手はもちろん、シリーズの他の対象レースでは勝利のない金沢や北海道勢の優勝が目立つ。今年も「チーム北日本」の活躍に注目だ。
南関東マイル戦線がスタート!
さて、川崎競馬では18日、『第14回川崎マイラーズ』(SⅢ)が行われる。1着馬にはプラチナカップの優先出走権が与えられ、ゴールデンウイークの『かしわ記念』を頂点とする南関東マイル戦線の1年が、またここから始まる。
昨年の勝ち馬モジアナフレイバーは、昨年はJBCスプリントで地方馬最先着の4着、2020年勝ち馬のグレンチェントも、その後は重賞戦線で掲示板を外さぬ成績を14戦収め続けるなど着実に成績を残している。
最近の傾向としては、フジノウェーブ記念出走組が4勝2着5回と好成績を残している。今年のフジノウェーブ記念をレースレコードで圧勝したルーチェドーロが参戦したときはもちろんだが、大敗から巻き返してくるケースも見られるので注意が必要だ。
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