5月11日に急逝したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバー・上島竜兵さん（享年61）を惜しむ声がやまない。
SNSでは、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が《だった今ニュースで知りました 上島さん御冥福をお祈りします》【《》内はすべて原文ママ・以下同】と追悼。タレントの中川翔子も《ショック過ぎて信じられない 中野なので、子供の頃よく街で見かけていました、、なぜ》とコメントした。
また、『志村けんのバカ殿様』で長年共演していたミュージシャンでタレントの桑野信義はブログで次のようにつづっている。
《竜ちゃんまで何処かに行っちゃった 殿と飲んでるのかな それとも殿に怒られてるかな…俺たちゃ寂しいよ…また皆んなでバカ言いながら飲もう I will love all of you forever！！》
「ダウンタウン」の松本人志もツイッターで《今日の仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。同世代の仲間やからね…》と仲間の死を悼み、同じ〝リアクション芸人〟として一時代を築いた出川哲朗も、所属事務所を通じてコメントを発表。
《無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ～したかったです。最高のライバルであり最高の友でした》
「涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ」
そんな中、上島さんを慕う芸人仲間の集まり「竜兵会」の中心メンバーで、親交が深かった有吉弘行が2014年に投稿していたツイートに注目が集まっている。
《上島さんは『俺の葬式の時には、俺の顔に熱湯をブッかけてくれよ！』と言う…中々ハードな注文だ。かける方の世間体もあるし…でも、まあ世話になったし、やってみるか…（もちろん上島さんは存命中です…）》
13年4月にも、《涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ。と決めているのだが、年齢のせいか危うい時がある。。。》とツイート。有吉が不遇だった時期には、上島さんが金銭面のサポートまで申し出ていたほどの絆で結ばれていたというだけに、有吉のショックは計り知れない。
他にも、「竜兵会」には劇団ひとりや土田晃之、カンニング竹山なども名を連ねていたが、有吉を含め、そのほとんどがコメントなどを発表していない。
「上島さんとの関係が深かった芸人さんほど、現実を受け止めることができないんだと思いますよ。当分、竜兵会のメンバーは沈黙を続けるかもしれませんね」（芸能記者）
上島さんの所属事務所によると、葬儀は「コロナ禍の世情に鑑み密葬とさせていただく予定」としている。